トリハロメタン

トリハロメタンとは、社会問題になった水道水の消毒により生じる消毒副生成物のことである。
消毒用の塩素の残留物と、原水に含まれるフミン質が、化学反応を起こすと、クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルムを生じる。
これら4つを総トリハロメタンと呼ぶ。クロロホルムとブロモホルムには発ガン性物質として知られている。
ジブロモクロロメタンとブロモジクロロメタンは突然変異が生じやすいことが動物実験で示されている。
これら成分の除去のために高額の浄水器を売りつける悪徳商法も知られている。

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