ホコリ飛散防止シートによる仮囲い工法

ホコリ飛散防止シートによる仮囲い工法とは、屋内耐震補強工事における粉塵飛散防止工法のことで、原理的には、天井から床面までを塩化ビニルシートと伸縮自在の支柱で仮囲いすることで、作業エリア外への粉塵飛散防止を見込むものである。ホコリ飛散防止シートによる仮囲い工法は2種類(天井高さ1.6~2.9m/1.95~4.9m)あり、構造物における制約は幅の異なるシートを組み合わせて対応、横方向の連結はシート両端の面ファスナーで行い、側端部や床面とは養生テープで目張りを行うものとされる。尚、ホコリ飛散防止シートによる仮囲い工法は、清掃などの簡易メンテナンスで継続的に使用可能とされ、施工速度の向上や廃棄物の削減により、コスト削減に寄与するとされる。ホコリ飛散防止シートによる仮囲い工法は㈱大同機械によって開発された。ホコリ飛散防止シートによる仮囲い工法はNETIS登録技術である。

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