水質監視型オンサイト除染排水処理(FOWM)システムとは、フジタによって開発された除染排水処理システムのことで、原理的には、一戸建てなど小規模な除染作業を実施する際のトラックの荷台にユニット化された装置/機器類(600kg)のことで、原理的には、排水回収の後に凝集剤(ゼオライト)による凝集沈殿処理を行い、汚泥/濁水に分別するものである。尚、土嚢(汚泥)/ろ過処理(濁水;5~20μm)に対して、濁度計/水中放射線測定器により放射線濃度をモニタリングし、管理基準値以下の処理水を排水溝などに流すことで、高精度かつ安全な排水処理管理を実施するものである。ちなみに、除染作業における焼却/分級/洗浄などの他、安全性/信頼性が高い関連業務の対応策が期待されており、除染作業システムの早期確立が望まれる。
水質監視型オンサイト除染排水処理(FOWM)システム
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