レンガパネル工法

レンガパネル工法とは、長方形のセラミックレンガを上下に組合わせて大型パネル化し、それを外型枠としてコンクリートを打設し、そのまま外装仕上げとする工法である。レンガパネルは工場で製作されるので仕上がりの精度が高く、パネル内にパネル保持金物とフォームタイの緊結用金物が埋め込まれているため、外部側の支保工が省略できる(ただし、室内側は在来型枠工法と同様の支保工を必要とする)。また、レンガパネルの室内側には厚さ25_の硬質断熱材が取り付けられているために、外断熱の躯体を構築できる。レンガパネルの補強にはプレテンションを加えたPC鋼棒が用いられているために、十分な強度が確保されているので、大きな開口部をもったパネルも製作可能である。

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