低熱ポルトランドセメントとは、中庸熱ポルトランドセメントに比べて、水和熱が低いセメントのことで、セメントクリンカー中の主要化合物であるC2S (ビーライト)の含有量が40%以上と規定されている。尚、低熱ポルトランドセメントは水和熱が低い為、材齢初期での圧縮強さは低くなる一方、長期において強さを発揮するという大きな特徴を持つ。ちなみに、低熱ポルトランドセメントはコンクリートの低熱性/高強度性/高流動性に順応できる特性を有するため、特にマスコンクリート/高強度コンクリートに適用される。
低熱ポルトランドセメントとは、中庸熱ポルトランドセメントに比べて、水和熱が低いセメントのことで、セメントクリンカー中の主要化合物であるC2S (ビーライト)の含有量が40%以上と規定されている。尚、低熱ポルトランドセメントは水和熱が低い為、材齢初期での圧縮強さは低くなる一方、長期において強さを発揮するという大きな特徴を持つ。ちなみに、低熱ポルトランドセメントはコンクリートの低熱性/高強度性/高流動性に順応できる特性を有するため、特にマスコンクリート/高強度コンクリートに適用される。