泥DRY(デイドライ)とは、鹿島によって開発された中間貯蔵施設(粘性土壌)向けの改質材のことで、粘性土壌を早期に改質するものである。泥DRY(デイドライ)の添加量は5~20kg/m3とされ、従来型の生石灰に比べ少ない添加量と時間を特徴とし、選別施設の要素技術として混合撹拌・選別装置との組合せが期待される。尚、中間貯蔵施設の土壌の多くは農地から排出が予想され、含水率が高い粘性質では選別機の精度が低下するため、砂状に改質する必要性があるとされる。ちなみに、泥DRY(デイドライ)には放射性物質の吸着に寄与するゼオライトも配合されており、富岡町での除染作業で実証実験された。