チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法とは、株式会社コーワンによって開発されたチルト装置が装備された圧入機のことで、原理的にはクレーン/運搬用トラック等の機械全体が軽量コンパクト化され、油圧式杭圧入引抜機により鋼管矢板を自走圧入するもので、狭隘地における傾動装置による高精度施工が可能、振動騒音が低くオフロード法がクリアされたNETIS登録技術である。尚、チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法は50tラフターで11mの作業半径が確保可能とされ、2クランプ機構によりカーブ施工にも対応できるとされる。ちなみに、チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法の適用サイズは、鋼管径Φ600~1500mm、L=40m程度とされ、オーガ装置/ウォータージェットとも組み合わせることで硬質地盤にも適用が可能とされている。
チルト式コンパクト型鋼管矢板圧入工法
話題の記事
-
点数稼ぎに走るのは「なんか違う」
- インタビュー
- 技術を知る
2023.05.30
-
【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞
- インタビュー
2023.04.18
-
人と機械はどう補完? これからの橋梁点検
- インタビュー
- 技術を知る
2023.02.28
-
地場コンが無理やり「週休2日工事」を導入した結果
- 失敗を生かす
2023.02.24
-
職人が大激怒!現場監督として初めて担当した現場でトラブル発生…
- 失敗を生かす
2022.10.07
-
日ハム新球場は600億円、神宮球場は53万円? プロ野球12球団スタジアム建設費ランキング
- エトセトラ
2022.05.03