目視評価法とは、トンネルにおける覆工コンクリート表層の見栄えを品質評価の基準に置き換えるもので、原理的には、目視項目として剥離/気泡/水走り・鉄筋/色むら・打ち重ね線/施工目地不良/検査窓枠段差の6点あり、10.5mの区間を一ブロックとして出来栄えを4段階で評価するものである。なお、5mm以下の気泡がなければ評価は4点(最高)、10mm以上の気泡が20ヵ所程度の評価は1点(最低)。目視評価法は西松建設と横浜国立大学によって共同開発された。目視評価法は西松建設によって、田老第6トンネルの施工現場に適用された。