視準距離

視準距離とは、測量機器から標尺までの距離のこと。視準距離の長短は、直接水準測量の精度/測量作業能率に大きく影響するものとされる。仮に、視準距離を長くすれば作業能率は良くなるものの標尺の目盛りの確認が不正確となるため、(空気による)不規則な屈折/水平でない視準線に起因する誤差が大きくなるとされる。他方、視準距離距離を短くすると作業能率は落ちるため、測量機器の設置回数が多くなり誤差が生じるとされる。ちなみに適当な視準距離は30~80m程度とされる。

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