バイオ発電所の「鉄骨柱の建て起こし」で問題発生
大型建築プロジェクトの鉄骨製作は近年、中国や韓国などの海外業者に依存するケースが増えている。
下の写真は、現在建設中の某バイオ発電所の、2節目鉄骨柱の頭部である。

バイオ発電所の鉄骨柱頭部。建て起こし用のプレートはガセットプレートより中にあり、吊り穴の数が1つ。
柱自体の重量は15t強。
船で運搬し、陸揚げ後、現場に搬入された。
搬入時からガゼットジョイントプレートがセットされており、柱の建て起こし用のプレートがウエブ部分に取り付けてある。
しかし、この状態のまま建て起こすと、いくつもの問題が発生することが判明した。