現場監督と職人は”不仲”になりやすい
工事現場で監督と親方が言い合いをしている光景を、私は何度目の当たりにしたことだろう。現場監督と職人は現場内で非常に不仲になりやすい。
業界人は、立場上仕方のないことだと思うだろう。しかし、施工管理技士と職人のどちらも経験をしたわたしだからこそ、その言い合いの中からお互いの意図がくみ取れる。今回は、施工管理技士と職人の考え方の違いを解説していこう。
現場監督は「出来栄え」、職人は「施工の早さ」
基本的なお互いの考え方の相違として、この2つの考え方は外せないだろう。現場監督の評価基準は何といっても工事評点である。工事で点数を取れないと、発注者、会社の上司に嫌味を言われるといった方も多いのではないだろうか。
その結果、工事で点数を取るためにはなにが必要か考えたときに、第一はなんといっても主要工事の出来栄えである。工事評点の中でも大きなウェイトを占める品質管理は、施工管理技士にとって一番気を遣う部分である。
一方で、職人の立場からすれば、施工スピードが利益を考えたうえでは最も重要ではなかろうか。工事の種類にもよるだろうが、短期的に工事が集中して、一定の期間を過ぎると工事自体がなくなり暇になる法面などの専門工事を主な施工として活動している中小企業となると、いかに一つの現場を早く完工させて次の現場にいけるかが、利益を上げるうえで最も重要になってくる。
その意見の相違からどういった問題が生まれるのかといえば、構造物などを作る際、現場監督は品質を良くするために施工方法にも細かく注文を付けることになる。基本的に品質を高くしようとすればするほど、工程は長くなりがちだ。
工程が長くなる=職人の仕事は遅れるということなので、工事をいかに早く終わらせるかを考える職人にとって、工程の遅れは利益に直結する。そういった雰囲気で仕事をしていると、おのずと意見の相違から不仲になっていくのである。
関わったことあるけど、不仲を理由に責任の押し付けあいしてバカみたいだったわ。
大手でも現場の程度は低い。
職人をバカにしたような記事。
(もちろん程度の悪い職人も実在することを承知の上)
不仲なら発注しない、請負わない。
お互い仕事できなくなればいい。
いかに早く仕事を終わらせるかなどと考えてはいない、赤字になってでも、きっちり見栄えよくやろうとするのが職人である、それを見栄えは少々良いから早くやれと言って来るのが現場監督である、勘違いしないでほしい。
不仲は横柄で生意気ななゼネコンのセコカンが原因だと思いますけどね。
舐められない様な教育受けているので仕方ない所もありますが。
職人さんも見栄えよりも工数へらして図面通りにしかやってくれませんよ。
浅い記事だと思った。
両方経験しているけど、監督も職人も出来栄えが一番だよ。恥をかきたくないからね。
手直しが1番手間がかかるから時間がかかってもしっかり作る。
早さ言うのは回転率上げたい上の考えか現場を知らない営業の意見だよ
そういう施工業者もいますけど、自分の取引先の職人さんはみんな仕事に対するプライドは高いですね。類は友を呼ぶという言葉もあります。まず自分の質を高めれば質の高い人が集まると思います。仕事にプライドを持った人はそれを発揮出来る仕事先を選びますから。
なぜ現場が不仲になるのか、根本から考え直した方が、本当に質の高い仕事につながるのではないでしょうか。
建築関係の会社を経営しているがこの記事を書いた人間は本当に現場経験あるのか?と思ってしまう。大体、揉める原因は様々な原因によって工程キツキツになっているのを監督側が無茶を言って工程が足りないにも関わらず、平気で休日や深夜までやらせようとしたり、途中まで図面通り進めているのにいきなり図面変更を知らせたりするからだと思うけど。
しかも監督側は出来より工期に間に合うか?と言う方を重視していると思うけどね。
工期に関しても監督の管理ミスで遅れる場合が多いよ。
職人はダメを出されて手直しが一番キツいからそうならないように最初から丁寧に仕上げようとしているよ。利益云々言うならなおさらだけどね。
この記事を書いた人間はあまり、現場知らないのでは?と思います。
大体、現場の最前線に出ている新人監督が仕事知らなさすぎて揉める原因が多い。
その通りだと思います。私は測量会社ですが。
まったく現場の事を理解していない!
もっと色んな事を経験して、勉強して下さい。
スーパーゼネコンの監督とは仲良くなれないな。
何か違和感があると思っていたら、工程を縮めるのは発注者であり、請元側なんですよね。基本的に来て貰った分は払うわけだから、工程で終わらせなきゃ予算オーバーするのは、請元側なわけだし(追加は認めないなど、そんなブラック企業は知りません)。
しかも、職人側から工程減らす方法を言われている時点で、まぁ、プロではないわけですよね。設計協議段階でそれ入れてれば良い。もし、自分で知らなかったり自信がなければ、親方に協議段階で相談すれば良いだけでは?
監理って、コミュニケーションですから。基本的には、不仲ってないですよ。職人って分け隔てる言い方も良くない。協力業者って思ってますから。
>請元側なんですよね。基本的に来て貰った分は払うわけだから、工程で終わらせなきゃ予算オーバーするのは、請元側なわけだし(追加は認めないなど、そんなブラック企業は知りません)。
民間工事限定で、常傭清算前提での工事に思えるんですが・・・
交通警備員、クレーンのオペ等の立場以外で元請から一日いくらって支払いは原則NG(法規違反
等、であってコンクリートポンプ車のオペ等『も』いいけど、土工が一日いくら、は駄目
私は田舎の公共工事することが多いけど、都会の民間工事では私と違って一人親方相手の常傭が常態化しているのかな?・・・
私も電気工事の中小企業勤めで時に施工管理、時に職人をしますが、施工管理でも職人でも人によって様々ですね。
施工管理では工期に間に合わないからと無茶苦茶な要望をしたりする人もいますし、職人では工期がないからと無茶苦茶な施工をする人もいます。
ただ、どちらの立場でも信用のある人って、一つのもの作りに対して、キチンと客の要望にこたえる人だと思います。
工期に関しても無理なものは無理だとハッキリ言いますし、それによって品質が落ちるとか現場が過酷になって危険な状態になるとちゃんと言える人は尊敬出来ます。
大手ゼネコンの仕事はしてないので、大手ゼネコン相手だとまた違ってくるのだとは思いますが…
この著者は神様とは思えないです
まず、職人は工程を縮めたいんじゃなく無駄が嫌いなんです。それは管理者もだと思いますよ。
無駄=損害ですからね。
うちの会社はそんなことないかな
両者、バランスと取りながらきっちり納めている
業界内の実力格差でも出来ているのか
職人も現場監督も、お互いプロ意識が強ければそんな低次元のイザコザはないと思います。職人さんにも丁寧に説明すれば、わかってくれる事もありますし、コミュニケーション不足か、上から目線なのでは?
薄っぺらい記事ですね。