熱中症計が30台送られてきた
私は今、中国地方の発電所建設工事に安全担当として関わっている。今1番の課題といえば、コロナ対策と熱中症対策だ。
安全担当としては、何をどう伝えるのが1番効果的なのか?を常に考えている。「こまめな休憩を取りましょう」とか「水分や塩分の補給をしましょう」とか、そんな誰でも思いつくようなことは言いたくない。
だが、今私がいる会社の熱中症対策で、これをしろ!とか、これを書かせろ!などの指示もあるので、それも無視はできない。結局は、一人一人が自分の体調を管理しなければならないのが基本で、皆にプロとして、大人としての自覚を持ってもらうのが最優先だと思う。
そんなある日、本社から熱中症計が30台送られてきた。
熱中症チェックシートは本当に不毛。
挙句の果てに、それを書いていても熱中症が発生したら「管理が甘かったからだ!」といってチェック項目を増やしたり、記入内容の真偽を確認するよう現場に求める始末。
だったら最初から暑熱日は休工なり作業遅延なりを見込んだ工程・工期を設定するべきなのに、コスト増を嫌って施主も施工管理もそうしない。結局自分の米びつが一番だということ。
本当にその通り。
昔はよくも悪くも「おおらか」な面が強かったから、どこからか連れてきた人手を応援にしたり、支払いを増やして下請けに増員を頼んだり、現場で対応ができた。もし熱中症で倒れて1日2日休んでも、大事にはならずに済んだ。
だが今はコンプラやコスト管理・安全対策が厳しく、やれ報告書だなんだと大騒ぎするから、現場が勝手に動くこともできない。
今は建設業の暗黒時代だ!
結局本人の申告によるものでしかないので、無理がありますよ。
すべての作業員さんにカメラつけて録画でもするならば別ですが。
公共工事にしろ民間工事にしろ、昔からすれば異常ともいえる気温になるので、昔はそれほどなかった熱中症に対して、対策をするのであれば、夏場はそれも加味した工期とコストを考慮してほしいですよね。
チェックシートはほんと無駄
体調はどうですか?って聞かれて悪いですって答える人にいないわ
そもそも主観だし立場や工期の問題で言い出せない人も多いだろうから、ウェアラブル端末とかで客観的に管理したほうがいい
去年、建設業界では熱中症で10人も亡くなってるのに全く改善されない
熱中症は気を付けていてもなります。暑い中、ヘルメットをかぶるのが大きな間違い❗涼しいところで熱中症対策を考えてる奴らに現場にでて見ろと言ってやりたい。現場に出ればいかにその考えが的外れかがわかるはず、それでもわからないならその人は、バカとしかいいようがない。
暑い中ヘルメットが、保護具が間違いって人は現場作業をまともにやってこなかった人でしょうね。(最新のこのタイプを使おう!とか代替案あれば別ですが
私は様々な災害事例を聞いて、この手の災害は防ぐの簡単で、起こすのは素人同然って条件があります。
保護具等をしない、外す、それが日常化している
私は元請の立場で、一日中ではありませんが、外で長袖長ズボン、保護メガネにヘルメットを着けて作業をしています。
もちろん、熱中症を防ぐためにも8時~10時、なんて作業の仕方はしません(春、秋ならともかく)
現場は暑いから半袖短パン!ヘルメットは暑いし、保護カバーは作業がしづらい!・・・といった方向性の方の災害事例、罰則をもっともっと重くして、会社潰す勢いで叱責お願いします、監督署さん
熱中症チェックシートは「熱中症を防ごう!」ではなく「熱中症が起きた時に責任を低減しよう!」というシステムな気がする。
それは全く同意だが、事業者責任がある以上、下請業者も自己対策をしっかりしてほしい。
そもそもは各事業者ごとに作業者の管理をするべきだし、飲み物、塩飴とか塩タブ等、元請が全て用意するものと思っている下請が多すぎる。
もちろん補助的に支援はするが、まずは自己対策をする意識を持ってほしい。
チェックシートの有効性は別として現場の衛生管理運営として、どうやって活用するかじゃないですか?優先順位は下記だと思ってます
「熱中症を防ぐ」新規入場者の熱順応、睡眠時間のヒアリング
→毎朝全作業員に所長が挨拶する
「起きた時の対応」問題あるのは現場や終業後の悪化
→ペットボトル渡して30秒以内に水を摂取出来なかったら救急車
呼んでいる間は脇と首を冷やす
重症化しない為の対策を適切にしているか
僕は現在、元請の立場で工事をしています。監督業は8年目です。
令和4年6月から施工しています。はっきり申し上げると熱中症チェックシートは形的なものです。書類ではなく現実的な対策としては、個人で水分補給や塩飴をとる。少しの間だけでも日陰や冷房のきいたところで休憩をとる。全て元請が用意してくださいは通りません。最低限な物は毎日でも支給しますが、(足りない、これが欲しい)は各々で用意してください。
すべてを元請が用意すると勘違いしている下請けがいますが、もう一度お考え下さい。自己対策が必須ですので、必要な物は各々で管理してくれると助かります。