足を運んだ分だけ、自分の肥やしになる
現場には積極的に出かけよう。現場に行った数だけ、後々の自分の肥やしになる。
現場監督が、現場サイドならではの立場で色々と教えてくれるし、中には、職人さんが作業の手を止めて部材の切れ端を持って来て、「これがこう取り付くんだ」と丁寧に教えてくれることもある。
私の場合がそうだった。時には、相手の仕事の邪魔にならない程度に「甘える」ことも大事である。
ただ、私が日々苦労していたことだが、現場に行って「あ!ここはこういう風に納まるんだな!」と納得して、オフィスに帰り、早速CAD上でいざ作業しようとする。
しかし、製図できないのだ。「何故だ?!さっき現物を見てきたのに!キーッ!!!」ということが何度かあった。これはやはり、分かったつもりにはなっていたものの、結局分かっていなかったということになってしまう。
これも、何度も何度も現場へ足を運び、その都度納まりを確認し、図面だとどういう風になるかを同時に考え、現場写真を撮り、オフィスでそれを何度も見返す。その繰り返しと根気強さで、自分が納得し分かるようになる日が来る。
それが人によっては3カ月かもしれないし、1年かもしれないし、はたまた3年、5年かもしれない。いずれも、オフィスでパソコンとにらめっこしていても進まない。
例え、普段の仕事が内勤であったとしても、まずは自らどんどん現場に足を運んで、現場と図面を見比べてみて欲しい。
人によって表情を変える”建築”の奥深さ
建築の仕事は実に奥が深い。例えば、絵画等の芸術作品なんかは、個人個人の見方や捉え方によって全く変わってくるし、それらを創っているアーティストもある意味、鑑賞者にその判断に委ねる面もある。
自分のインスピレーションに忠実に、内なるものを外に出していくわけだから、その人独特の生き様だったり個性が色濃く反映されてくる。私は建築士ではないが、いわゆる「建築家」と呼ばれる人たちの仕事もこれに近いと思う。
私は大学在学中にスペインへ短期留学したのだが、かの有名なアントニ・ガウデイの建築物は、もはや「建築」というよりは「作品」であると感じた。建物そのものがアートであり、人々の心に訴えかけるものがある。
もし、建設業界へ進むことを迷っている女性がいれば、先述したような不安があるとしても、勇気を持って飛び込んでみて欲しい。
そこで経験してみて、「あれ、やっぱりこれは自分が求めているものとは違ったな」と思えば軌道修正すればいいし、「なんだ、不安だったけど意外と自分に合っているな」と思えばその道を極めればいい。
全くの未経験から内勤技術者(積算業務、CADオペレーター等)を目指す女性たちにとって、この記事が少しでも未来のあなたの選択を広げられることを願っている。
建設業はやめとけ。
私も建築に夢をみてこの道を選んだ一人。
だから言う。
やめとけ。
建設業の女性職員はぜひ増えてほしいです。
私はゼネコンの現場の方を担当しています。現場に常駐していた方がとても勉強になると思います。
もちろん、体力的には慣れるまではきついですし、女性がほとんどいない現場では不安も多いかもしれませんが、
現場担当になっててよかったなと思った事、感じた事やりがいが圧倒的に多いです。
内勤を辞めておいた方がいいとは言いません。ただ、数ヶ月だけでも現場にいると、内勤の業務の理解が全然違ってくると思います。
女性が増えてくれると、より建設業で女性が働く環境が整い、理解が増し、より良い職場環境へ繋がってくるので、今後増えていくと嬉しいです。
建築現場で働いている奴は作業員、監督関係なく精神的、性格的におかしな奴しか居ない早めに転職を。
中小企業の施工管理は現場作業の全てある程度理解して実行出来る状態じゃないと仕事にならない。その点で行けば現場での作業は覚えやすいが、気力、体力的に厳しい。
それでもなおこの業界に男女分け隔てなく技術者が増えてほしいです。