現場の状況を逐一報告とは、まるでスパイ!
「どうなるのかなぁ?これはまずいよなぁ!」と感じたことが1つある。それは、今回視察に来た人たちと同行してきた32歳の若い人(仮にSさんとする)が、このまま現場に残り常駐するという。Sさんは東京本社、つまり合併の際に吸収した側が採用した人間で、他の人たちとは立場が違うということだ。
東京から来た3人は、やたらSさんを持ち上げているが、周りの反応はほとんど無い。それに合わせるように、所長や工事責任者も本社が選んだ人間ということで、Sさんには随分気を使っている。
一種のお目付け役として現場に残り、現場の状況を逐一本社に報告するように言われてるようだが、それをあからさまに皆の前で言っては、この先Sさんもやりづらいだろうし、周りも壁を作ってしまうのではないかと思う。
Sさんがどれほど有能なのか私にはまだ分からないが、32歳という年齢を考えれば、技術者としてはまだまだこれからの年齢だ。だが、Sさんは普通なら言いづらいようなことを、所長や工事責任者に色々言っている。その言動を見る限り、東京本社から何か吹き込まれてきたな!としか思えない。
そんな様子を見てると、事務所内はギクシャクするのではないかと感じている。肝心のSさんとは、まだあまり話す機会もなく、どんな人なのかよく分からない。ただ、東京本社の人たちが居るところでは色々言うが、その人たちが居なくなると、全く何も言わなくなる。この先どうなっていくのか私には分からない。
Sさんの今後のことを考えると、本社から来た人間は配慮に欠ける。「何かあったら直接本社のほうに電話くれ!」のような、現場の所長や工事責任者を無視したような言い方や、「Sは本社と直接繋がってるんだ!」と誤解されるような本社の人間の発言は、マズイなぁ!と他人事ながら感じずにはいられない。
まあ、私には直接関係ないが、まるでスパイを送り込んだ如く、あらゆる情報が筒抜けになったんでは、現場はやりにくくてしょうがないだろう。
コメント消すならさ
コメ欄作るなよw