お互いの考えを理解し、譲り合うことが大切
何度も言うが、職人は工程をいかに早くするかが利益を出すうえで最も重要である。少しでも工期を短くしようと創意工夫をおこない、現場監督に提案する。現場打ちのコンクリート構造物などが設計としてみられていた場合などには、施工の工夫により二次製品を設置できるように考え提案してくることもある。
職人からすれば、現場打ちのために型枠をつくりコンクリートを打設することを思えば、障害物などを撤去してでも、二次製品を設置できるようにしたほうが工程も手間も少なくて済むという考え方である。一見、正論のように思える。しかし、市役所の設計を変更しようとすると、「数字的根拠」が必要になってくることを現場監督の方ならば当然理解しているだろう。
現場打ちの水路も、一見すると二次製品に変更してもよさそうなものだが、流量の計算をコンサルタントが数字化しており、きちんとその規格にした根拠が存在する。それを覆すだけの根拠が必要である。当然、流量計算も全てクリアした数字をこちらが提示し、協議をして初めて設計変更の対象になる。
このことを職人は理解しているようで理解できていない。自分たちの施工経験を根拠に、現場監督に変更を求めようとするところがある。いくら現場監督に変更を求めても、発注者が首を縦に振らない限り変更は当然できない。
中には高い折衝能力で変更を行う現場監督もいるが、その多くは別の切り口から上手く口実をつけて設計を変更している場合がほとんどである。設計上の数字でダメでも現実問題に障害物が存在し施工できないなど、数字以前に現実的な施工が可能なのかどうかを問うパターンである。
これも現場監督の工夫と試行錯誤で変更していることには変わりない。その労力を理解せずに、変更が通らなければ施工管理技士の能力が低いというのは、少しお門違いではないだろうか。
こういった原因で、現場監督と職人は不仲になり、打ち合わせ以外は口もきかないといった現場もあるだろう。両方を経験した私の率直な意見としては、お互いが譲り合ったぎりぎりのラインで施工するしか方法はないように思う。
お互いの考えをさらけ出し、それを理解したうえで譲れる条件を提示して、そのぎりぎりで施工していくことが「不仲」問題を解決するうえでは1番大切ではないだろうか。
関わったことあるけど、不仲を理由に責任の押し付けあいしてバカみたいだったわ。
大手でも現場の程度は低い。
職人をバカにしたような記事。
(もちろん程度の悪い職人も実在することを承知の上)
不仲なら発注しない、請負わない。
お互い仕事できなくなればいい。
いかに早く仕事を終わらせるかなどと考えてはいない、赤字になってでも、きっちり見栄えよくやろうとするのが職人である、それを見栄えは少々良いから早くやれと言って来るのが現場監督である、勘違いしないでほしい。
不仲は横柄で生意気ななゼネコンのセコカンが原因だと思いますけどね。
舐められない様な教育受けているので仕方ない所もありますが。
職人さんも見栄えよりも工数へらして図面通りにしかやってくれませんよ。
浅い記事だと思った。
両方経験しているけど、監督も職人も出来栄えが一番だよ。恥をかきたくないからね。
手直しが1番手間がかかるから時間がかかってもしっかり作る。
早さ言うのは回転率上げたい上の考えか現場を知らない営業の意見だよ
そういう施工業者もいますけど、自分の取引先の職人さんはみんな仕事に対するプライドは高いですね。類は友を呼ぶという言葉もあります。まず自分の質を高めれば質の高い人が集まると思います。仕事にプライドを持った人はそれを発揮出来る仕事先を選びますから。
なぜ現場が不仲になるのか、根本から考え直した方が、本当に質の高い仕事につながるのではないでしょうか。
建築関係の会社を経営しているがこの記事を書いた人間は本当に現場経験あるのか?と思ってしまう。大体、揉める原因は様々な原因によって工程キツキツになっているのを監督側が無茶を言って工程が足りないにも関わらず、平気で休日や深夜までやらせようとしたり、途中まで図面通り進めているのにいきなり図面変更を知らせたりするからだと思うけど。
しかも監督側は出来より工期に間に合うか?と言う方を重視していると思うけどね。
工期に関しても監督の管理ミスで遅れる場合が多いよ。
職人はダメを出されて手直しが一番キツいからそうならないように最初から丁寧に仕上げようとしているよ。利益云々言うならなおさらだけどね。
この記事を書いた人間はあまり、現場知らないのでは?と思います。
大体、現場の最前線に出ている新人監督が仕事知らなさすぎて揉める原因が多い。
その通りだと思います。私は測量会社ですが。
まったく現場の事を理解していない!
もっと色んな事を経験して、勉強して下さい。
スーパーゼネコンの監督とは仲良くなれないな。
何か違和感があると思っていたら、工程を縮めるのは発注者であり、請元側なんですよね。基本的に来て貰った分は払うわけだから、工程で終わらせなきゃ予算オーバーするのは、請元側なわけだし(追加は認めないなど、そんなブラック企業は知りません)。
しかも、職人側から工程減らす方法を言われている時点で、まぁ、プロではないわけですよね。設計協議段階でそれ入れてれば良い。もし、自分で知らなかったり自信がなければ、親方に協議段階で相談すれば良いだけでは?
監理って、コミュニケーションですから。基本的には、不仲ってないですよ。職人って分け隔てる言い方も良くない。協力業者って思ってますから。
>請元側なんですよね。基本的に来て貰った分は払うわけだから、工程で終わらせなきゃ予算オーバーするのは、請元側なわけだし(追加は認めないなど、そんなブラック企業は知りません)。
民間工事限定で、常傭清算前提での工事に思えるんですが・・・
交通警備員、クレーンのオペ等の立場以外で元請から一日いくらって支払いは原則NG(法規違反
等、であってコンクリートポンプ車のオペ等『も』いいけど、土工が一日いくら、は駄目
私は田舎の公共工事することが多いけど、都会の民間工事では私と違って一人親方相手の常傭が常態化しているのかな?・・・
私も電気工事の中小企業勤めで時に施工管理、時に職人をしますが、施工管理でも職人でも人によって様々ですね。
施工管理では工期に間に合わないからと無茶苦茶な要望をしたりする人もいますし、職人では工期がないからと無茶苦茶な施工をする人もいます。
ただ、どちらの立場でも信用のある人って、一つのもの作りに対して、キチンと客の要望にこたえる人だと思います。
工期に関しても無理なものは無理だとハッキリ言いますし、それによって品質が落ちるとか現場が過酷になって危険な状態になるとちゃんと言える人は尊敬出来ます。
大手ゼネコンの仕事はしてないので、大手ゼネコン相手だとまた違ってくるのだとは思いますが…
この著者は神様とは思えないです
まず、職人は工程を縮めたいんじゃなく無駄が嫌いなんです。それは管理者もだと思いますよ。
無駄=損害ですからね。
うちの会社はそんなことないかな
両者、バランスと取りながらきっちり納めている
業界内の実力格差でも出来ているのか
職人も現場監督も、お互いプロ意識が強ければそんな低次元のイザコザはないと思います。職人さんにも丁寧に説明すれば、わかってくれる事もありますし、コミュニケーション不足か、上から目線なのでは?
薄っぺらい記事ですね。