天井から水が滴り落ちてる…!?
Aさんの担当するリノベーション工事の後半に、工事中の物件の下階に住む近隣さんより電話が。
「天井から水が落ちて来るんだけど!!!」
この日は現場の動いていない土曜日。全く状況がつかめない中、急遽その近隣さん宅に行ったそうです。すると、やはりその近隣さん宅では天井から水が滴り落ちている。
このような漏水事故の場合、まずは元栓を止めればこの手の水は一旦は止まる。玄関横のメーターボックスにある元栓を確認したところ、その元栓から水が漏れてメーターボックスの下は水浸し。原因は明白。
メーターボックスの元栓である止水バルブのパッキンが劣化しており、しまり切らずにその隙間から水が少しずつあふれ出てしまって、下階の部屋内部まで水が行ってしまったようです。
どうやってリカバリーするか
いろんな原因で起こることも少なくない水の漏水事故。これらの対応は近隣に隣接するマンションリノベーション経験者でれば対応を経験された方も多いのでは?
実際Aさんも経験は1回ではないようです。ではどんな対応が必要なのでしょうか?ここでの対応は以下です。
- まずは水を止める
- 経験のある上司に相談し対応方法を設計
- 2で相談した方法をもとに、現場の親方と対応方法や費用負担について協議
- お客様、近隣へ謝罪+対応策を提案
- 対応策実行
いつもと違うのは一手目として水を止めること、近隣の方への謝罪や対応が増えたことです。
また、費用に関しては、漏水事故に関しては近隣への被害になるため、通常のリノベーション会社や水道工事会社であれば一般的に保険に入っているので、その保険会社への精算もプラスで作業として乗ってくるかと思います。