「塗装」「掘削」「釘打ち」「ノコギリ」の4つのポーズ
――体操はどんな動きになっている?
小松さん 4分間の体操です。体操の中には、建設業に特化した「塗装」「掘削」「釘打ち」「ノコギリ」の4つのポーズを取れ入れています。
それぞれのポーズで効く部位や効果も違っていて、「塗装のポーズ」では、股関節を伸ばす動きがあり、可動域を広げて疲労をためにくくする効果があります。「掘削のポーズ」では、アキレス腱を伸ばす動きがあり、さらに前傾姿勢となることで太もも筋肉をほどよく刺激します。「釘打ちのポーズ」では、肩の筋肉をほぐして肩こりを解消し、集中力の低下を防ぐ効果があります。「ノコギリのポーズ」では、2人1組となり、腰をねじりほぐす動きをすることで、腰痛防止につながります。
鶴岡さん 作業に関連した動きなので、覚えやすいという意見がありましたね。

オリジナル体操の手順
――この動きで腰痛は改善する?
小松さん 当社の協力会社にも腰痛持ちの職人が多かったのですが、口酸っぱくオリジナル体操をお願いしていたら、腰痛持ちの方の割合が少々減少したので、多少なりとも腰痛対策に効果があると思いますよ。
鶴岡さん 当社の職人メンバーもほぼ腰痛持ちなんですが、冬の時期は体が強張っている状態でイキナリ作業すると、ケガをする危険が高まります。若い子は元気だから体操しないでそのまま作業に入っていることもありましたが、腰痛を経験している先輩社員が若手社員に実体験から助言をしてくれているので、徐々に体操に対する意識も高まっています。
――オリジナル体操は、誰が制作されたんですか?
小松さん 当社の施工部が中心となり、月に一度ある施工会議で意見を出し合って開発しました。
――自社にオリジナル体操があるのは珍しい。
小松さん 大手のゼネコンにも独自の体操があるかと思いますが、リフォーム事業を中心とした当社の規模だと、なかなかないかと思います。

安全大会でオリジナル体操を披露
――小松さんが所属している建設業災害防止協力会事務局ではどんなことをしている?
小松さん 当社では協力会社のことをパートナーさまと呼んでいますが、パートナーさまから預かったお金をもとに、会員の方に特別教育を無料で受講していただいたり、ヘルメットを配布するなどの活動をしています。いわば協力会の窓口にあたります。他にも、座学だけでなく、AR(拡張現実)を用いた危険察知の能力を高める取組みなども行っています。
――これから体操をどう広めたいですか。
小松さん 建設業界に携わるすべての方にこの体操をやっていただけたら嬉しいですね。そのためにも、これからブラッシュアップしていきたいと思います。
ネクステージ体操【完成版】 / YouTube
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私は建築屋ですが、メッチャ面白かったです!?
私も九州で建築関係の仕事に携わてます。新人時代は使い走りそれぞれのス―パー親方衆と子分たちと一諸に仕事しながら現場を纏める親方衆の仕事の段取りはさすがです。
超笑ったわ!土木最高!
土木系の営業しております。我々のなかでは土方の親方に気に入られたら一人前と言われます。
記事書いたやつ頭悪そう
貴様が言うな!!
何様や!?
アナリストにツボりました。
どの地方でも当てはまる職人さんアルアルだと思いました。
そんな職人さん達に囲まれて楽しく現場をやっていきたいです。