○分のワイヤー
分(ぶ)とは単位で、ワイヤーロープの直径のことです。玉掛け用ワイヤーで5分というと直径16mmを指します。
ちなみに、3分=9mm、4分=12mm、6分=18mmとなり、昔「5分の3mのワイヤーを持ってきて」と言われ、何もわからず別のワイヤーを持って行ったら、怒られたことがありました。
ごっとう?ごにじゅう?
5×10(ごっとう)や5×20(ごにじゅう)は、敷鉄板の呼び名です。
- 5×10(ごっとう)は、寸法1524mm×3048mm
- 5×20(ごにじゅう)は、寸法1524mm×6096mm
さらに、搬出時に5×10(ごっとう)や5×20(ごにじゅう)の重さがわかっていれば、現場でトラックやトレーラーに載せる際、何枚までなら過積載にならないなど、簡単な計算で済みます。
旋回体とキャリア
オールクレーンを使用する工事で、大型になると上部(吊る部分)と下部(走行)とで分解して回送してきます。
その時、私は上部・下部で表現していたのですが、クレーンオペさんから「監督さん、クレーンが好きだったら上部ではなく旋回体、下部はキャリアと呼ぶと良いよ」と教わりました。
それ以後、「旋回体」「キャリア」と呼ぶようにしたことで、現場でのコミュニケーションがスムーズになったように感じます。
川表・川裏
河川工事の際、堤防を境にして、川表(水が流れている側)と川裏(民家側)と呼びます。
記憶が定かではないですが、工業高校の教科書には記載がなかったように思いますので、覚えておくと役に立つかもしれません。
建設業界特有?呼称が多すぎる
ここに書いた内容はほんの一部ですが、入社当初は知らなかったこと、失敗して学んだ専門用語などを書いてみました。
建設業界ならではなのか、1つのものに対して呼称がたくさんありすぎて、混乱して最初は全然覚えられない、なんてことも多々あります(笑)。
読者の皆さんの中にも、1年目の時は道具や工法の名前で苦労した方も多いのではないでしょうか。ぜひ、皆さんの新人時代に苦労した専門用語などがあれば、コメント欄にて教えてください!
3分は3インチ、ゴットーは5尺✕10尺を意味します。建設業は様々なバックグラウンドを持った人達から成り立っているので、単純に用語を覚えるのではなく、用語の意味を理解することが大切なんですよ。
ごめんなさいm(_ _)m
3分は3/8インチ
1分=3mm昔の尺貫法です
コンサル 測量です
1えん20せん
1m20cm のことです
由来は センチメートルのセンが銭
その上の単位だから メートルは 円