役所(発注者)を異常に怖がりすぎ
現場監督になりたての若い管理者や、仕事のデキナイ管理者によくありがちな傾向として、役所を異常に怖がっていたりする人が居ます(笑)。
異常に媚を売ったり、必要もない書類を訳も分からず準備したり。昨年と同じ工事で、検査官に言われたこと(検査官の主観での無駄な管理)をそのままやったり。
だいたい昨年の検査官が言ったことなんて、その本人も忘れている可能性も高いですし、それをやったとて加点になる?ってレベルが多いです(笑)。
施工管理に大事なことは、施工計画書通りに進められたかどうかが重要だと私は思っています。
工程、出来形、品質、写真の各管理基準をカバーしつつ、計画通りであったか?それを補完する管理ができているか?だと思うんです。それさえキッチリやっていれば、検査官や役所担当者に対してビビる必要はないんです。
たまに、NEXCOや国交省などの業務委託の監督が、勘違いして偉ぶっているのが居ますけど、アレはなんなんだろう?っていつも思っています。役所でも居ますけどね(笑)。
基本的には、共通仕様書通りの仕様であれば問題ないので胸張って行きましょう!
発注者と受注者は「パートナー」
しかし、点数を取るという観点では話は別です。共通仕様書通りが最低限です。そこからの工夫が点数を取るための仕事です。
あいにく私は、現役現場代理人からは退いているので点数については分かりませんけど、役所にビビって無駄な管理はしないで欲しいと思っています。
最近の未熟な監督は、特に無駄なことをさせられているように思います。なぜなら、それを我々、下請に指示されるからです(笑)。
お金になりにくい無駄な部分がやはり出てきます。それが点数を取るためなのか?なんなのか??はハテナです。人が動くとお金が発生することを意識して指示もして欲しいですね~。
とにかく役所にビビるのではなく、一緒にイイモノを作る「パートナー」という気持ちを持って欲しいです!!何でもかんでも「はい、分かりました!」ではなく、ドンドン質問し、バシバシ打合せしてお互い協力して行きましょう。
そりゃ上にも書いたような、“バカで威張った業務委託”もいます(笑)。それでもやはり、いかにうまく取り入れるか!?だと思います。できるだけスッッと懐に入ることが大事ですよね。
そのためには、やはり最初から下手に出ず、お互いが対等っていう気持ちを忘れないことです。「そんなの無理~」って言ってる人には無理でしょう。できる!って人はできていると思います。慣れていって欲しいですねー。
もう一度言いますが、役所(発注者)と元請(受注者)はパートナーです!
その気持ちを忘れず、堂々と施工管理をしていただければと思っています。それが下請も気持ちよく仕事ができる施工環境です。
※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。
よく役所の担当に意見なんかできませんよって代理人いますが、根拠があるなら意見すべきだし、結果検査でも十分説明出来るものになるので、ぶっちゃけ後々楽ですね。
八方美人で自分で自分を大変にするだけ。監督はじめてもう10年超えて来たけど、現場と次の入札積算を抱えてなければですが、今はネットに書いてあるほど激務とは感じないし、正直検査前以外はほぼ定時。
注)会社や諸々の環境にもよりますので絶対ではありません。個人の意見です。
共通仕様書て、きほんのきしか書いてないよね?ほんとにそれで円滑に進むのかね。そうじゃないからグダグダ口出しされるんじゃないの?
こっち(受注者)はそう思っても、向こう(発注者側)はそうはおもってない。昔は、粋な発注者もいたけど、最近はビジネスライクな奴しかみたことない。委託監督は昔から雑魚しかいない。
日本には本音と建前がある
本当にパートナーだと思ってる人は皆無なのでは?
お役人は神さまです。
(ケッ!!)
発注者がやってることは百歩譲ってガマンしてやるよ。
業界全体の問題は、発注者支援のやつら。
発注者支援なんて、やりそこなった施工の立会写真に入ってたってなんの責任もとらんし、楽でいいよね。責任問題で発注者支援のやつが辞めさせられた現場なんて聞いたことがない。昨日までサービス業やってたようなやつでも発注者支援ならできるよ。ただの黒板持ち。電子黒板になった今では、ただの案山子。田んぼに立っとる案山子の方が、鳥が寄り付かんだけ、まだ仕事しとる。設計変更書類だって、本来発注者側がやるべき業務なのに、いまだに、業者に押しつけ。九州地方整備局の「いきいき現場づくり」見てみ、発注者支援の悪態がよう書かれとる。これは氷山の一角で、発注者支援のやつ等のために、世の中に苦しんどる業者はわけわからんぐらいおる。
発注者支援やらなくなればいい。