土木屋こそ現場のコーディネーター
――土木職があるのですか?
羽入さん 土木職というのはありません。ニチレキの職種としては、研究職、技術職、営業職などがありますが、土木であれ化学であれ、入社後は、一様に振り分けられます。
――技術営業もあるのでしょうか?
羽入さん 大いにあります。現在の社長は土木出身で、ずっと技術営業をやってきました。お客様が土木屋さんのことが多いので、土木の感性を持った営業職がいると、話がスムーズに進むところがあります。
私は、土木屋の仕事は現場のコーディネーターだと思っています。現場にはいろいろな分野の人が入りますが、土木屋はいろいろな分野のことも知っていて、それを束ねることができる存在だと思っています。
柔軟な働き方、人材配置が今後のカギ
――建設業界的には「女性活躍」とか「働きやすさ」と言われていますが、ニチレキではどうなっていますか?
羽入さん 10年ほど前、研究所に初めて女性社員が配属されました。彼女は化学出身でした。以降、毎年1〜2名採用してきており、女性技術職の割合も10%ほどに上がっています。現場仕事も含め、女性社員の働き方も定着しつつあります。あとは、調査部門でも女性エンジニアが増えてきているほか、全国各地にいる現場の技術職の中にも、何人か女性がいます。
――転勤はどうなっていますか?
羽入さん それは職種によって異なります。総合職は全国転勤ありですが、地域限定社員はエリア内だけの異動です。ただ、最近は、若い層を中心に、転勤を避ける傾向が強くなっており、人材配置のバランスが保ちにくくなっています。今後は、今いる社員や新しく入ってくる社員の価値観を踏まえつつ、人材配置の制度を変えていく必要があると感じています。柔軟な働き方、人材配置をできるかどうかが、会社として人材採用する上で、一つのカギになってくると考えているところです。
自分が持っている能力を発揮してほしい
――社員には「クレイジーたれ」と訓示しているようですが、そのココロは?
羽入さん 十人十色という言葉がありますが、私は、人は10人いればそれぞれが異なる個性、能力を持っていると考えています。「クレイジーたれ」という言葉には、それぞれが持っている能力を思いっきり発揮してほしいという思いを込めています。
――どういった人材を望んでいますか?
羽入さん いわゆるお利口さんではなく、「俺は誰もやらないような仕事をやるんだ」という気概を持った社員になってほしい、そういう人に来てほしいと思っています。
たとえば、現場仕事では、いろいろな困りごとが発生します。そういう場面で、自分のアイデアをどんどん出して、困りごとを解決し、周りに自分のファンを増やしていく。そういったエネルギーに溢れた人を待っています。AIやICTを駆使して材料や機械をつくりたいという人も歓迎です。
人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!
「施工の神様」に取材してほしい企業・個人の方は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。
この会社は具体的に何をやってる会社なのかわからないのですが?記事として成立していますか?
なるほどググれカスwが正解ですか?w
なんかガッカリですよ…。読んで業界が活性化してみんなができるだけ得する様にするのがニュースサイトじゃないんですか?これじゃあ最近Youtubeで流行ってるような暴露記事載せたほうが有益ですよ…。
学生の時に化学の先生に、土木の仕事を目指すなら化学が一番大事だぞと言われた。その後、道路会社に就職したが、現場でセメントや樹脂などの硬化を待ちながら、確かに化学をもっと勉強しておけばと思った。自然相手の仕事は同じ条件がないんで、もっと自由度のある材料を開発して欲しいと思います。