公務員系の「好き感」の度合いは判断が難しい
公務員系はもっとも弱いと書いたが、組織やポジションなどによって、「好き感」のギャップが著しく異なるので、どう評価して良いか難しい面がある。
この点、公務員は、職業と言うより、「身分」だからかもしれないと思ったりもするが、やはりよくわからないところがある。
ちまたには、公務員には「いてもいなくても良い公務員」、「いると困る公務員」、「いなくてはならない公務員」の3種類がある、という言い方があるが、これと同じようなことが「好き感」についても言えるような気がする。
たとえば、圧倒的に少数派ではあるが、「俺がこの国(県市)を良くするんだ」という感じで、好き嫌いをはるかに超えたなにかに突き動かされているような、ひたすらアツい人もいるにはいる。その一方で、圧倒的多数を占める、別の意味で好き嫌いは関係ないような、ことなかれ主義の「ザ・役人」のような人もいる。
この辺は、はた目にはわかりにくいと言うか、人としてちゃんと付き合ってみないと、まずわからない。そういう難しさがある、ということだ。
コンサル系の「好き感」はナゾ
コンサル系は、これまでに話を聞いた人数が圧倒的に少ない(おそらく10人以下)のもあって、データに乏しい。別の言い方をすれば、取材依頼自体はそれなりにかけてきたのだが、結果的に話を聞けていないということだ。つまり、そういうことである。
コンサル系に関しては、これまでのところ、「好き感」がちゃんと伝わってきた感覚があまりない。言葉としては「好き」とは言っているが、どうもウソくさいということである。ということで、私にとっては、「好き感」がどうなっているか、もっともナゾに包まれた系統だ。
好き嫌いを含め、自分の感情をちゃんと伝えてくれる人が好き
私がなぜ、「好き感」の度合いにこだわるかと言うと、人としてのおもしろさを測るバロメーターにしているからだ。
私のような野良のライターにとっては、土木技術者として能力が高いとか、学位を持っているとか、組織的にエラいといったことは、たいして重要ではない。そんなことより、好き嫌いをはじめ、自分の感情をちゃんと伝えてくれる人であることのほうが、よほど重要だ。
なぜなら、ちゃんと人と話をしたという、確かな感覚が得られるし、話(記事)としておもしろいと思うからだ。あと、読者にとっても、共感が得られやすいと思われる、というのもある。
つまり、「私はそういう人が好きだ」と言いたい、ということである。
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なにが言いたいのか全くわからない
コンサルですが、土木を愛してます!
辞書で調べてみたら、土木の意味はドカタでした。