年は離れているが、普通に「今度飲みに行こうや」と話しかける
――谷岡さん、現場のコミュニケーションづくりについて、どうですか?
谷岡さん 私は58才なので、現場にいる若い職員とは年が離れていますが、意外と共通の趣味があるので、彼らとのコミュニケーショにはあまり困っていません。「今度飲みに行こうや」とか、ふだんから気兼ねない会話ができています。まあ、自分がそう思っているだけかもしれませんが(笑)。
定時を過ぎた連絡については、私も全然構わないと思っています。ただ、連絡への対応は、翌日の朝一番にするようにしています。すぐ対応するのが良いのか、どっちが正解かわからないところはありますが。
正直、若い人とのコミュは得意ではない(笑)
――藤井さん、お願いします。
藤井さん 私は正直、若い人とのコミュニケーションは得意ではありません(笑)。ただ、チームでやっている仕事なので、現場の風通しは良くしたいとは思っていますので、職員や作業員さんへの日頃の声掛けや指示出しや注意喚起といったことですが、そういう意味でのコミュニケーションは、ふだんから心がけながらやっています。
定時を過ぎた連絡については、私は何時であっても問題ありません。連絡が来ると、若干躊躇しますが、可能なものはすぐに対応してしまっています(笑)。
自分が発注した工事を建設監督官として担当する、というレアな流れ

西森さん
――建設監督官という仕事のやりがい、魅力について、どうですか?
西森さん 私の実家は鉄工所だったのですが、仕事の手伝いをしながら育ちました。ものづくりの仕事に興味があったので、仕事の規模が大きい国土交通省を志望しました。
建設監督官という仕事は、まさにものづくりの最前線の仕事だと感じているところです。業者さんと一緒にどうするかを決めて、モノができ上がっていくのを目の当たりにするのは、楽しいし、やりがいがあります。私だけでなく、他の職員の話を聞いても、国土交通省の仕事の中でも、一番楽しい仕事だと言われています。
ケヤキ谷橋の改良工事は、局発注、局契約工事でして、私が担当したんです。自分が発注担当した工事の現場を担当しています。こういうケースはあまりないと思います。そういうのもあって、越知道路事業の現場には、人一倍思い入れが強いところがあります。なので、毎日やりがいを感じながら、仕事をしています。
誰かの役に立てるのが、仕事の喜び

梅原さん
――土木の仕事の魅力はなんですか?
梅原さん 私もやっぱり、ものづくりというところですね。道路や歩道の仕事は、モノができあがったら、誰かが使ってくれるので、誰かの役に立てることが、私にとって喜びです。
実は、私は保育園のころから建設業を目指していました。私の実家の隣が建設会社でして、「重機のオペレーターになりたい」と思っていました。そのときの思いを変えずに、ミタニ建設工業に入社し、今は現場監督をやっているわけです。
――ミタニ建設工業の魅力はなんですか?
梅原さん 職場が近いことですね(笑)。仕事で高知県外に飛びたくない、転勤したくないと思っていたので、それで選んだ感じです。
プレッシャーに耐えながら、ものづくりをするのが、やりがい

谷岡さん
――谷岡さん、土木の仕事の魅力はなんですか?
谷岡さん 高校に進学するとき、勉強がキライだったので、工業高校を選んだのですが、最初は建築学科に行こうと思っていたんです。ところが、先輩から「建築学科はお前のアタマじゃムリ」と言われました(笑)。それで、土木学科に進んだんです。新進建設に入ったのも、高校の先生にススメられて入りました。なので、建設会社に入ったのも、土木の仕事に就いたのも、なりゆきなんです。
実際に、道路をつくったり、下水道管を敷設したり、トンネルをつくったりしてきました。土木の仕事をしているうちに、最初はものをつくることが楽しかったのですが、人の役に立つこと、人に使われることも、だんだん楽しくなってきました。
その一方で、役職が上がるにつれて、工期やお金のことなども考えないといけなくなって、プレッシャーで、夜寝れない日も出てきたわけですが(笑)。そういうのも含めて、自分なりにこうすれば良いモノができるということを考えながら、実際にモノをつくっていくのは、やりがいのある仕事だと思っています。
「どうやって架けたんだ」という仕事に携われるのが、やりがい

藤井さん
――藤井さん、橋屋さんとしてのやりがい、魅力について、どうですか?
藤井さん 橋に限らずですが、大きな構造物をつくるのが魅力です。つくる前とつくった後では、景色もまったく違ってきます。橋の中には、「どうやって架けたんだ」という橋もあるので、そういうダイナミックな仕事に携わることにやりがいを感じます。
もともと、橋に強い思い入れがあって、今の会社に入ったわけではないのですが、結果的に良い仕事を選んだなと思っています。
――川田工業という会社の魅力はなんですか?
藤井さん たまたま入っただけですが(笑)、橋の計画から施工管理まで一通り経験できて、仕事も任せてもらえるので、橋の仕事のシンの部分を学ぶには、良い会社かもしれません。
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