工事検査官に絶対に言ってはいけない”NGワード3選”
工事検査官を怒らせないために！ 私たち現場監督にとって、工事評点は非常に重要だ。工事評点＝会社での評価に直結するといっても過言ではない。 そんな重要な点数を決めるのは、紛れもなく工事検査官である。彼らは、ある一定の基準の...
絶対に使いたくない言葉
技術者として、絶対に使いたくない言葉があります。それは「無理です」という言葉です。
みなさんは理不尽な要求に対して、どのような対応をしていますか。こちら側にとっては理不尽と思える要求も、相手にとっては希望です。
無理な物は無理、そう答えたくなる気持ちはわかりますが、その理由を説明せずに「無理です」とだけ伝えるのは、相手に誤解を与え、自分の技術力を低く見せてしまう行為だと思います。
例えば、オーナーから「このドアをガラス製に変えられないか」と依頼されたとして、即座に「無理です」と答えるのは技術屋としていまいちだと思うのです。
きっと「無理」には理由があっての「無理」なはずですよね。理由がある上で「これらの条件をクリアすれば可能ですが、どうされますか？」と選択肢を提示する姿勢が、技術屋だと思うのです。
例えば「予算が大幅に増えます」、「構造的に補強が必要で壊す必要があります」、「工期が伸びます」など、無理だと思っていても明確に理由を提示し寄り添うべきでしょう。
このとき大事なのは、相手の要望の裏にある“意図”や“目的”をきちんと汲み取ることです。「ガラスにしたい」と言われた背景には、視認性やデザイン性の向上、安全性への配慮といった理由があるかもしれません。
それを無視して単に「できません」と突き放すのではなく、目的に合った別のアプローチが取れないかを考える姿勢が、信頼につながるのだと思います。
「この家具を5センチ空中に浮かせてほしい」という要望を例に考えてみましょう。家具を宙に浮かすなんて、魔法使いにしかできませんが、浮いているように見せるならできるかもしれません。「上から吊るす方法」や「透明な支えを使う」など、現実的な代替案を示すことで、前向きな印象を与えられるでしょう。
「どうしたらできるか」を考える
代替案を出すという行為自体が、相手に「この人は本気で考えてくれている」と思わせる力を持っています。実現できるかどうかにかかわらず、まずは一緒に考える姿勢を見せることで、信頼関係は深まりますし、自分自身も新たな発想や学びを得られることがあります。
もちろん、実現が非常に困難な場合もあります。その際は「現時点の技術では難しい」「専門家に確認が必要」といった表現で、相手に現実的な対応を伝えましょう。
やったことがない＝「無理」ではないですし、自分だけの力ではどうしようもならないことも、他の専門家や技術を活用することで実現できる可能性があることもあります。
簡単に「無理です」と言ってしまうのは、議論を止めるだけでなく、相手の要望を否定し、自分の知識や技術力への信頼を損なう結果になりかねません。言葉一つで相手の印象や信頼感は大きく変わります。施工管理においては、コミュニケーション能力が重要であり、不安を取り除きながら話を進めることも、立派な技術なのです。
現場では、設計者や職人さん、発注者など、多くの立場の人と会話しながら進める必要があります。だからこそ、丁寧な言葉選びと、前向きな対応が不可欠です。
「どうしたらできるか」を考える姿勢が、チーム全体の士気を高めることにもつながっていくと感じています。技術者としての誇りを守っていきましょう。
※この記事は、『 【インスタで学べる】1日たった3分で学べる建設コラム 』の記事を再編集したものです。
商売の基本ですね
無理と言ってしまうとそこで仕事が無くなります
商売とは汚いものw
心の中で頭悪いのかなと思いつつも
顧客に騙されたと思わせないことが重要ですね
妥協案をいかにうまく伝えるかで収益が得られるわけです
ただ中にはお金を払う気がない顧客と呼べないヤカラも一定数いますよ
行きすぎたVEは会社を衰退させます
顧客と呼べないヤカラを見極める目も必要です
私の個人的な意見ですが適正なお金を払わないのは顧客ではないが持論ですw
昨今コンサルのレベルが落ちています
入札不調の原因なので行政機関は
外部だけに頼ることはやめた方が良いでしょう
北海道はいいよなぁw
なにやっても点数上がるもんなぁw
>私の個人的な意見ですが適正なお金を払わないのは顧客ではないが持論です
その通り！
契約当初から図面変更、仕様変更を工事始まってから言われても困ります。
例えば基礎の埋め戻し終わってから建物を大きくして欲しい（平面的に）と言われたら？
主事検査で間仕切り付けて、終わったら外して、一年点検で又付けて、その後外してと言われたら？
違法行為含めて何でもかんでもやって、、ただし追加費用は無し！って客未満は相手しない方が長期的にはプラスになるはず。
中には手間暇かけて調べさせて、見積もりさせて、結果的に小馬鹿にしてお金が一切入らないって事も。
純粋な所謂相見積もりなら仕方ないが、調査他が含まれてくると着手金の類い貰わんと！
1コメですがコメントありがとうございます
追記ですが建築部門と土木部門さらに言えばマンション等で
状況は違うと思います
あくまで私見ですが
土木は後からの変更が比較的通りやすい
建築は最初の契約重視で変更が通りにくい
マンション等の民間物件は発注者の良心や
顧客に対する誠実さ等が考慮されると思います
でもって言葉を選んで話しますけど
バランス良く取らないと点数が上がらないと思います
何の点数かは忖度して言いませんけどねw
個人的にはどのゼネコンさんを見ても建築部門は可哀想だと思います…。
我慢してくれている部門があると言う事を知った方が良いと思います。
これは民間・行政・(コンサル含め)も同じだと思います。
あくまで私見ですからね？w
離職者が多いのはどこだろう？考えて見ませんか？
困っている人がいたら助けてあげましょう。
工期と予算があればみんな幸せなんですけどねw