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【JFEエンジ・ドボジョシリーズ#3】エネルギー分野の魅力を知って欲しい

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四国の犬
公開日:2021.02.22 / 最終更新日:2022.08.16
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太田 小夜子さん(JFEエンジニアリング株式会社 エネルギー本部パイプライン事業部流送設計部パイプライン設計室)

太田 小夜子さん(JFEエンジニアリング株式会社 エネルギー本部パイプライン事業部流送設計部パイプライン設計室)

目次
  1. JFEエンジ・ドボジョシリーズ第3弾【太田さん】
  2. 「ものづくりをしたい」から土木の世界へ
  3. 「ムダに現場に行く技術者になりなさい」
  4. ノーと言わない解決方法に奔走
  5. 土木系の人間としてエネルギーに携われるのが魅力

JFEエンジ・ドボジョシリーズ第3弾【太田さん】

JFEエンジニアリング(以下、JFEエンジ)ドボジョシリーズ3回目は、パイプラインの設計に携わる太田小夜子さんだ。

パイプラインと聞くと、機械設備のイメージが強い。「土木以外のこともやりたい」ということで、JFEエンジに入社した太田さんにとっても、「パイプラインへの配属は予想外の人事」だったそうだ。

パイプライン系の仕事の魅力、やりがいにはどういうものがあるのかなどについて、いろいろ話を聞いてきた。

【JFEエンジ・ドボジョシリーズ#1】「JFEエンジには、いろいろなチャンスがある」

「ものづくりをしたい」から土木の世界へ

――大学ではなにを学んでいたのですか?

太田さん 大学院まで進んで、コンクリート橋梁の勉強をしていました。

――コンクリート橋梁に興味があったのですか?

太田さん もともと「ものづくりをしたい」という思いが根本にありました。入学時は建築をやりたかったのですが、結果的に土木関係のコースに入りました。実際に土木の勉強をしてみると、思っていたよりも、「モノの規模が大きいな」と感じました。

「ムダに現場に行く技術者になりなさい」

――JFEエンジを選んだ理由は?

太田さん 「土木だけでなく、それ以外のこともできる会社に行きたいな」という思いがあったので、JFEエンジを選びました。プラント系だけでも、機械系や電気系などいろいろな出身の方々がいるので、おもしろそうだなというのがありました。

私の希望は、シビルエンジニアリングという土木系の部署だったこともあり、パイプラインへの配属はかなり予想外の人事でしたけど(笑)。私が配属されたときは、女性技術者は私一人だけでした。

――今はどのような仕事を?

太田さん パイプラインは人の生活に欠くことのできないエネルギーや水を輸送する社会インフラの1つです。今はその中で、発電所やLNG基地をつなぐパイプラインの設計をする仕事が多いです。あとは、長距離パイプラインから分岐して工場につなげるパイプラインなどもあります。

――入社してどれぐらいですか?

太田さん 2012年入社なので、9年目です。入社してからずっと同じパイプラインの部署にて、設計の仕事をしています。同じ部の社員数は50名程度です。JFEエンジの設計部としては多いほうです。

――最初に担当した仕事は?

太田さん トンネルの中を通る5kmぐらいのパイプラインの仕事です。パイプライン専用のトンネルを掘った後に配管するので、設計期間も1年以上と比較的長かったです。最初の仕事と言っても、並行的に他の仕事もしながら、担当していました。

私の所属部署の中では、比較的大きな案件だったのですが、入社直後からパイプライン設計に関する基本を順序立てて経験できたのは良かったなと思っています。経験豊富な先輩が一緒だったので、大船に乗ったような気持ちで仕事できました(笑)。

これまでのところ、施工も自社で担当する現場の案件を設計することが多いです。他社施工の案件を設計したこともありますが、やっぱり自社施工案件のほうが少し気がラクですね(笑)。

【JFEエンジニアリングドボジョシリーズ#3】沢山の方にエネルギー分野の魅力を知って欲しい

仕事中の太田さん

――入社してから何案件ぐらい設計しましたか?

太田さん 10件ぐらいですね。3年がかりの仕事を3本やりながら、ちょこちょこ工期の短い仕事をやってきた感じです。

――実際に現場に行くことは?

太田さん 基本的にはデスクワークですが、お客さんと現場で打ち合わせすることもあります。現場に行く機会を増やしたいという思いはあります。上司からも「ムダに現場に行く設計者になりなさい」と言われています。ただ、現場所長がどう思うかはわかりませんけど(笑)。

JFEエンジの場合、建設部門と綿密に連携しながら設計できるのは、幸いなことだと思っています。

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