エアサポートドーム

エアサポートドームは、テフロンコーティング・グラスファイバー膜と鋼ケーブルで構成されるドームのことで、原理としては、5~10kg/_の軽量で、5~14%の透光性を持つ屋根を、わずかな空気圧(水柱25mm)で押し上げ、その形状を保つものである。その経済性、施工性の良さと並んで、あるいはそれ以上の特筆すべき長所に、創り出された空間の斬新さがある。自然光を均質に満たす屋内は、環境制御された新しい屋外空間ともいえる。屋根部分の工事費は、鉄骨造に比べるとスパン100mでほぼ同額、200mでエアサポートドームはその半額となる。

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