マルチレーンペーブメント工法(MAP工法)は、異なる2種類のアスファルト混合物を帯状に同時に敷きならす工法をいう。マルチレーンペーブメント工法の適用場所は、重交通道路、コンテナヤード、誘導路、工場構内道路などで、アスファルフィニッシャ-「マルチアスファルトペーバ (MAP)」などを用いる。マルチレーンペーブメント工法では、例えば大型車の車輪走行部に耐流動性アスファルト混合物を用いて、その他の箇所に通常のアスファルト混合物を敷きならすなど、2工程を1回で施工することが可能となるため、コスト縮減、工期短縮など合理的な舗装が可能となる。