斜め土留め工法

斜め土留め工法とは、大林組と加藤建設が共同開発をした土留め工法の1つで、土留め壁を斜め(3~10°)にする事により、切梁、中間杭、グラウンドアンカー等の支保工が必要の無い自立式の土留め工法。掘削が深い開削工事において、鋼矢板を用い周囲の土圧から内部空間を保つための切梁支保工が必要だったが、斜め土留め工法を用いれば内部空間が広々と開放的になった。また支保工が不必要になる為に、工期の短縮、コスト削減が可能になった。鋼矢板方式の斜め土留め工法は掘削深さ12mまで、ソイルセメント壁方式の斜め土留め工法は掘削深さ15mまでの開削工事に適応可能。

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