レオフォームOL-10とは、シールド工法用の高性能新起泡剤のことで、原理的には、トンネル工事の切羽に微細気泡を注入しながら掘削する工法(気泡シールド工法)用に使用されるもので、土砂性状によって低濃度水溶液(0.4~1.0%)をエアと混合することで、起泡材の使用量を従来品の1/3~1/10程度まで減少できるとされる。尚、レオフォームOL-10は環境負荷の小さい界面活性剤から構成されるため、少量の水溶液で高粘質の気泡を安定的に生成可能とされるため、坑内での運搬回数の減少や掘削効率の改善に寄与するものとされる。ちなみに、掘削土砂はスクリューコンベヤーで後方へ送り出すとされ、掘削断面の大きさに依らず広く使用される。レオフォームOL-10は大林組によって開発された。
レオフォームOL-10
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