特殊保温プレートとは、舗装工事におけるアスファルト混合物の温度低下を抑制するプレートのことで、原理的には、アスファルトフィニッシャーの荷受部をステンレス/保温材をプレート(1cm程度)で挟む三層構造にすることで、運搬される合材の急な温度低下を防止するものである。尚、寒冷期では荷受部端部における温度低下による品質面の課題や、他方、荷受部を外部加熱/遮熱シート覆工などの手間などに対して有効とされ、検証試験では平均気温4~10℃に対して荷受部の合材温度を約5℃高く保つことが可能とされた。尚、プラントからの運搬距離も約30分延長可能、転圧機械とアスファルトフィニッシャーの接近距離を約1m→約3mに延長可能とされる。特殊保温プレートは大林道路によって開発され、NETIS登録技術に申請中とされる。