BHC-2401とは、多機能型バックホウ浚渫船(全長50m、全幅21.6m、型深さ3.45m)のことで、コマツ製の大型油圧ショベル(PC2000-8)を搭載したものである。原理的には、キックスパッド3本(油圧式ジャッキアップシステム)によって船体の位置誘導を安定的に行いながら、(ブームとアーム先端のアタッチメントによって)掘削/捨石均し/転圧等の浚渫作業を行うものである。尚、GPSと連動したバックホウ3Dガイダンス機能を新たに導入することで、より精度の高い施工管理を目指すものである。BHC-2401は五洋建設/大新土木によって共同開発された。ちなみに、五洋建設はこれまでに開発されたポコム12号/CP-5001/CASSIOPEIA Vなどに加え、国内外で多様化/複雑化するニーズに応じた新しい技術開発に余念がないとされる。