PCルームモジュール工法

PCルームモジュール工法とは、原子力発電所建屋の中の一室の壁やスラブをPC板で構成し、これらを地上で組立てて現場に吊込もうとする工法である。部屋に内蔵される機器・配管もこのモジュールに組み込んでおくことによって、建築工事と機器工事を通じて大幅な工期短縮・省力化・安全性向上など、多くの効果を上げることができる。今後は大型構造物の建設システムとして、大型工事、土木構造物などの原子力以外の分野への展開が図れる。

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