WSS-WL(Worker Safety system for Wheel Loader)とは、NIPPOによって開発されたホイールローダー自動停止システムのことで、ステレオカメラ方式と呼ぶものである。原理的には、車体後部のステレオカメラ(磁界発生装置)によって人物(ICタグ)/障害物の電波(画像)を検知すると、パワーシリンダーを通じて自動停止装置が作動し、タイヤローラーのエンジン切断/フットブレーキに作用、結果、車体への衝撃軽減/接触防止効果に寄与するものである。尚、WSS-TR(Tire Roller)はRFID(電波個体識別)方式と呼ぶものであり、ステレオカメラ方式と選択可能である。ちなみに、WSS-TR(Tire Roller)はNETIS登録技術に申請中とされる。