ZEB実証棟

ZEB実証棟とは、都市部におけるZEBの達成を目指す実証モデルのことで、大成建設によって開発された。横浜市戸塚区の技術センター内に建設されたZEB実証棟はにおいて、国内初、年間のエネルギー収支ゼロを達成したことで、都市部のオフィスビル単体におけるZEB化の実現性が実証されたとしている。原理的には、創エネルギー量が消費量を上回ることで達成度が判別され、ZEB実証棟の温熱環境においては7割が満足/中立との快適度を確保している。尚、ZEB実証棟には都市型小変位免震を導入することで、地震時の安全性/安心感を確保している。ちなみに、T-ZEBシミュレーターによってさまざまなエネルギー収支の検討/診断が可能とされ、今後も技術提案の向上/コスト低減などの推進が期待される。

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