舗装会社「工事部」の地獄
多くの大手舗装会社は、「工事部」「材料部」に分かれている。
工事部はその名の通り、舗装工事を担う部署。材料部は、舗装に使用する材料を製造販売している部署だ。(今回は工事部に焦点を当てるが、どちらに配属されたとしても地獄であることは変わりない。)
工事部に配属されると、新人は寮への入所がほぼ強制される。寮は家賃が光熱費込みで3,000円程と激安。新人は金が貯まって仕方ない。だが、寮は事務所の真上の一室だったり、事務所の目の前だったり、常に仕事モードでいなければならいないような環境で、新人は可哀そう。
しかも、職場以外でも先輩と絡まなくてはならず、壁も薄いのでプライバシーはない。よくネットで言われるような蟹工船、タコ部屋と気分的には変わらない。いい先輩がいれば天国だが、クソみたいな先輩もいるので安心できない。
舗装会社の社員の一日
大手舗装会社での一日の動きは、次の通りだ。
7:30 朝礼
8:00 現場作業開始
12:00 昼休憩
13:00 現場作業再開
17:30 事務所戻り
ここまで見ると、普通の建設業と変わらないと思うだろう。だが、その後も仕事は続くことがある。
19:30 夜間現場
24:30 事務所戻り
25:00 現場書類作成開始
常に人手不足で、睡眠すらまともにとれない状況が続く。しかも、休みの日ですら休日出勤の名のもとに仕事が入ってきて、まともに休めない。
海外に行くと、日本は品質を求めすぎると感じる。
日本より渋滞がひどい国はたくさんあるし、電車も時間通りに来ること自体が珍しい。
行政も我々市民も許容範囲を広げていかないと、将来のためにはならないと感じる。
良かれと思って夜に工事するが住民にどなられる。もっと敬意を払ってくれとは思うが、どうでしょう?
労働時間が問題なら夜間工事を止めるんじゃなくて、労働時間を規制して交代制にすればいいんじゃないの?
え、そういうことじゃない?
夏は夜間作業のみにした方が少しでも暑くない環境で作業できるかと
鉄道工事はしゃあない。だから給料もいいし。
ファミレスも24時間やめたし、いっそのことやめちゃってもいいかもしれません。ただ、無理でしょとも思う。
給料の為なら昼夜やります。
仕事で金を得てるので仕方ないと思います。
大学の教授をしています。簡単な問題ではないですが、しかし本質な問いかけであると思われます。こうした現場の声が業界を変えていくと期待します。なぜ夜間工事が必要なのか、なぜ建設業が夜間工事をサービスとしているのか、非常に本質的な問い掛けです。
おおやめようじゃないか!で日本中に土木を見直してもらおう!良い提案だ。
道路の利用者としては、日中に道路工事をされると迷惑だと感じますよね。
そして市民の要望に応えるのが役所の仕事です。
発注者や受注者だけでなく、一般の会社も工事に合わせて週休日を調整するような、社会全体で配慮するレベルの意識改革ができれば良いですね。
でも無理なので、まず受注者が役所にNOと断って下さい。
社員がいなくなる前に。
労働時間の問題。一律に夜勤をやめるべきではない。
これどちらかと言えば仕事の受注量の調整が悪いのでは?
夜間工事が~とは書いているが、もし昼間に睡眠できるだけの体制であれば、特別大きく問題ないように見える
休日出勤含め、そもそも会社の人員規模に対しての仕事量が明らかに多すぎているのだから、経営側含めて改革すべきと思う
12に補足
この記事見る限り、タイトルは夜間工事がまるで悪という考えのようで、記事の内容は正直夜間工事を否定するには非常に納得しがたい説明が多い
。
特に舗装関係となると特に高速道路や交通量の多い道路を夜間工事しないと社会的な経済的負担が明らかだし、昼間工事するにしても渋滞や交通整理で仕事がしずらいと思うことを考えると夜間工事を一概に否定するのは難しい。
だから正直、代休や夜間工事するなら昼間休めるだけの環境に会社がすべきだと思う
舗装施工中は100~170°程度の上に立ちますので、夏の昼間施工は非常に熱中症のリスクをあげます。もちろん他に様々な原因で熱中症になりますが、夜間施工はリスク低減に非常に有効だと思います。また立地的に夜間しかできないところがあるのも事実です。
「夜間施工が問題」ということでは無いと思いますよ。少しミスリードに近い印象を受けました。
ちなみに①の方の意見はよくわかります。
公共工事なので皆様が納得いくように尽力するのは受注者の責務ですが、
現実的な話で人であり集団である以上やはり全て希望通りとはいきません。
はっきり言って一般の方のほうが高圧的で汚い言葉を平然と投げかけてきます。なんでもかんでも受注者の責にするのは違和感あります。
発注者、受注者、納税者ともにモラルが低いと感じます。
「納税者のモラルが低い」ってはっきり言うのが良いですね。
災害の時だけフォーカスされますが、社会インフラを作ってくれている人への敬意がもっとあっても良いと思いますね。
現場だと高齢者の人ほど、「ご苦労様です。」「きれいにしてくれてありがとうございます。」
と声をかけてくれます。ほんとにうれしい。
それは小さい時の砂利道など未舗装の環境で過ごした経験があるからだと思います。自分も含めほとんどの人が、生まれた時から整ったインフラ環境があって、舗装された道路を歩いたり、車で走ったり、水洗トイレでようをたしたりが、呼吸をするのと同じ感覚でいるためそれを工事などで邪魔されると迷惑にしか感じない。
その工事があって、今の生活があるのに。
役所はその人たちにひたすらペコペコする。それによりその人たちはいっそう工事は邪魔なものだと思い込む。そして、しわ寄せは請負者へ。
人に「ありがとう」といってもらえるだけで十分モチベーションが上がるのに、もっといきいき働けて、建設業をやりたいと思ってくれる人が増えると思うけど、現状は邪魔者扱いされる厳しい現実。今年なんて異常な猛暑などで自然すら味方してくれない。
現場サイドとしては非常に同感です。
ただその原因のひとつに我々のPRの下手さがあるのも事実かなと思う。
多くの人が「建設業って何?」や「あー建築でしょ」って反応で建設業自体知らないケースがほとんどだと思う。
だからこういうメディア媒体がもっと普及していくとすごくいいと感じる、と同時に記事の内容も責任あるなと感じますね。
単純に道路管理者や警察が夜間しか工事の許可を出していないだけです。
立場的に工事よりも交通維持が大事だから仕方がない面もあります。
交通量が少ないところは昼間に工事していますよ。
私は一般建設業(建築一式)を営んでいますが、夜間道路工事は夏場はうらやましい限りです。
昨今7~10月の期間の日中の気温は36℃を超え、現場温度は40℃を軽く超えますから、体感温度は45℃に達します。
屋根工事に関しては100℃を超えますから、靴が溶けて作業が出来なくなります。
一般建築工事では、夜間工事が認められず、また、近隣からも理解されないため、最近では熱中症で死亡することもあります。
社員の生命の為、日中をさけ、早朝と夜間工事へシフトできる法整備を求めます。
人手不足でなく奴隷労働者不足の間違いでは?今の若者はこういう汚くキツイ仕事はしないよ。AIとロボットを早急に導入し自動化すべし。自動化が出来た会社は存続。出来なかった会社は消滅でいい。あんなたくさんの人完全な時代遅れでしょ?