工程管理がスゴイ、スゴイ大変
――橋脚工では、回りの柱状節理に配慮しながら、作業しているんですよね。
草野さん そうです。橋脚の回りをちゃんと薬液注入して土留めをつくって作業しています。橋脚を立ち上げるまでは、柱状節理を壊さないよう配慮しながら、深さ29mほどの基礎をつくったのですが、全っ然スムーズにいかなくて、とっても苦労しましたね。
――今後の橋脚工事はスムーズにいきそうですか?
草野さん 阿蘇大橋は復旧工事なので、早期開通が至上命題です。橋脚を上げる工事も、工程的にはキツく、全然楽チンではありません。工程管理はスゴイ、スゴイ大変です。
ただ、何が出てくるかわからない地面を掘るのに比べると、ある程度予想がつくので、橋脚を上げる方が精神的にはまだマシです。
――この現場は24時間の突貫工事で、けっこうギリギリでやっているそうですね。
草野さん 本当にそうなんです(笑)。
――現場には慣れましたか?
草野さん いや、まだまだ勉強中ですね〜。
――「これムリかも?」と思ったことは?
草野さん ウチの現場には、今60tを積載可能なインクライン(台車)が2基動いているのですが、私の一番最初の担当がこのインクラインをつくりました。
ところが「君、やれ」と言われたときに、インクラインそのものを知らなかったんです。機械の図面を渡されても、「わっかんない〜」「こりゃ大変だ〜」という状態で(笑)。とりあえずモノはつくって動かせてはいるのですが、機械に関しては、今でもすべてを理解しているわけではありません。
女の気持ちはマニキュアで確保
――オンオフの切り替えとか大変そうですね。
草野さん オンオフの切り替えはちゃんとするようにしています。ただ、私は今昼勤なのですが、夜や休みの日にのんびりしようとしても、「ちゃんと現場進んでるかな〜」とモヤモヤした気持ちになることはあります。
――休みのときはなにをして過ごしていますか?
草野さん 学生時代からテニスをやっていたので、最近は、仲間を見つけてテニスをやって、気晴らしをしています。あとは、美味しいものを食べたり、お酒を飲みに行ったりとかですね。協力業者さんの方々と飲みに行ったりもしています。
大成建設のイッコ上の女性の先輩が近くの大蘇ダムの工事現場で働いているのですが、たまに二人で飲みに行って、女性社員あるある話なんかをして、ウサ晴らしすることもあります。
――あるある話と言うと、日焼けとか?
草野さん 確かに日焼けは気になりますね(笑)。日焼け止めは当然塗っているんですけど、それでも焼けてしまいますね。
――そのマニキュアはいつも塗っているんですか?
草野さん いつも塗っています。「女の気持ちはマニキュアで確保しよう」ということで(笑)。爪の中が汚れるのが見えるのもイヤなので。
最初は地味な色から初めたのですが、最近は派手な色を塗るようになっています(笑)。
――次やりたい仕事とかはありますか?
草野さん 今の現場では、一から橋脚についていろいろなことを勉強してきました。次にやる仕事としては、この経験を活かせる現場が良いなと思っています。当面は、今の現場の完成を見届けたいところです。
とりあえず、「新しい阿蘇大橋の開通式に参加したい」というのが今のところの希望ですね(笑)。やっぱり現場に思い入れがあるので。
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森泉に似てる
すてきです。
最近リタイアした人はもちろん現役にも少々ネガティブ過ぎるところがあるので、こういう方に地場の維持管理にも来ていただきたい。
請負金額安過ぎて一人で全てやるので大変ですが、、、、
同期のサクラを、リアルでやってて、すんばらすぃー
すご〜くいいです!
建築関係❗現在古俣組新築マンション外周工事❗本日本設電柱建てました。災害事故0次高輪大林組入ります。次次現場決まっております。忙しい。