1部屋にビス留め1万500本
――今、「デービス」実用化に向いて動いていますが進捗は?
大東建託 「デービス」というネーミングと理念は、Disassembly(分解)、Assemble(組み立てる)、Variety(多様性)、Innovative(革新的な)、Smart(素早い)の頭文字から取っています。
大型機械を使用しない賃貸アパ―トなどの小規模建築で、作業員と協業することを目的に開発されたため、現場に導入しやすい軽量・小型で、安全面にも配慮しています。デービスにより、これまでのように、造作大工の熟練度に依存せず、施工品質を均一化することが可能となります。
初号機は2019年3月に開発しましたが、現在はより現場に導入しやすい2号機を開発中です。初号機は電気で稼働していましたが、現在は配線をなくしたバッテリーでの稼働を目指しています。
また、初号機では図面を読み込んで、自動で動き、既定の場所にビスを留めていましたが、2号機では、図面を読み込まなくても、ガイドを使って石膏ボードのジョイントを見つけ、ビス留めを実施できるよう改良しているところです。このほか、重量も初号機の60kgから半分に軽減しています。
――1部屋の中でのビス留めはどのくらい行うものなのでしょうか?
大東建託 石膏ボードのビス留め作業は、ねじ長さや施工間隔などが国土交通大臣認定で規定されておりますが、大東建託でのアパートでは1部屋あたり約1万500本のビス留めをします。
このうち大部分は、今後デービスが担うことになり、造作大工によるビス留めは、約1,000本にまで減少します。造作大工はより熟練度の高い作業に専念できることになります。
今、大東建託協力会の30社に初号機をリースし、様々な現場で試行しながら防じん等の問題点を抽出し、2号機開発に取り組んでいるところで、2020年12月の実用化を目指しています。
自動で部屋中を回ってビス留めできる
――操作方法は?
大東建託 初号機はカメラで場所を認識していますが、部屋の明るさによっては釘の色やカタチの識別の難易度が高くなり、誤差が生じることが分かりました。そのため、2号機では、接触型でビス留めの場所を確認する方式を採用しています。
壁から離れたところにセットをして、スイッチを押すと、1部屋をぐるりと周りながらビス留めを行います。天井でのビス留めを行う時も、天井向けにセットし稼働させます。
当初、デービスの操作方法は、タブレット端末などで施工状況などのデータを一元管理する大東建託独自の現場管理システム「名監督システム」と連動して行うことを検討していましたが、それでは他社が使えず広く普及しないことも考え、「名監督システム」との連動はとりやめています。
――デービスは、2×4工法現場への導入を想定している?
大東建託 2×4工法現場以外の在来木造軸組工法や大型店舗で広い敷地の現場にも導入可能です。先ほども申した通り、デービスの理念の一つに多様性があります。
現状では、市販のビスを留めることができるデービスですが、将来的には釘も打てる、さらに構想段階ですが、クロスのパテを均一にならす作業もできるような改良も検討しています。
今後、造作大工だけではなく、建設職人全体が高齢化するため、デービスをより多能工化できればと考えています。
――販売・リース先は色々と考えていると思いますが。
大東建託 東京・大阪・名古屋など全国5地区の展示会に出展したところ、店舗系の方から「こんなことはできませんか」など色々と質問を受けました。パネル製作工場で、ラインを増設するのは難しいが、「デービス」を使うと石膏ボードのビス留め作業が自動化でき、生産性が向上するとの声もあり、商品建築分野やパネル工場に需要があることも分かりました。
主な開発は大東建託が実施していますが、製造・販売・メンテナンスの三つを揃えた会社と連携し、将来的な外販に備えています。
高齢の職人が引退するのはどうしようもないが、若い職人が増えないのは、仕事内容と金額の乖離でしょ、そこを出し渋って安い外国人労働者や機械化してる。生活出来ないから弟子を育てる事も出来ない。
バカみたいに怒鳴る手を出す親方先輩が減れば少しは若い人も増えるかもしれませんね!
近くでしょうもないことで怒鳴る親方がいる現場があり聞いてるだけで不愉快ですし!
大工の人口減少の裏には大工という仕事の魅力を知らないことも、一つの要因だと思う。決して石膏ボードやベニヤを貼ることだけが大工ではなく、もっと原始的な作業に魅力がありそれに触れられるとこを増やせば今よりかは大工の人口も増えると思う。
実際の現場でこのような機械を本当に使えると思いますか?特にアパートの様な工期の短い現場は造作中に後工程の部材が御構い無しに搬入されて作業するのに邪魔になる状況での作業となり効率が落ちる。デベロッパーのコスト優先で搬入するのを止めなければ自動釘打ち機など無用の長物です。
厳しくするのは、色々理由があるんですよ。
言葉では説明が難しいのですが。
でも言いたい事は分かります。私の親方もキツイ人でしたから。
今では感謝の気持ちしかありません、本人はま照れ臭くて言えませんが。
若い大工職人がいないのは 暑さ寒さに耐え 危険も伴う仕事をしてるのに
収入が少ないというのが一番の要因だと思う テレワークができて エアコンの効いた部屋で仕事してる人の方が給料が良い これじゃ現場で作業する人が少なくなるのは当たり前 元請け会社は現場の人達を大事にしてない 自動ビス留機の開発するお金を現場で働く職人に回した方が 将来の人手不足の抑制に役にたつのではないか
大工不足の原因は単純に単価が安い事です。
なぜビス打ちロボ笑 頭悪すぎる
やりがいのある仕事でもボランティアでは
出来ませんよ。私は 工務店経営者です
若者の育成をしたいですが 今の単価では 大工にさせる事が可哀想で 雇うのも気が引けます
匠の技術を習得しても 平均日給12700円
大東建託しかり 今の建築業界単価では
大工は絶対に増えません
皆さんが、おっしゃる通り、作業内容と賃金が釣り合っていないのが原因であることは明白だと思われます。しかし、今は、仕方がない状況であることも事実であります。機械に頼る事事態が切羽詰まっている証拠なので、もう少し職人さんは頑張りましょう。いつか、くらわしてやりましょうね。
んな開発より単価を上げなさい。
安いから職人が集まらないし、良い建物が出来ない。
根本的に間違っている。
大東建託の為!
一生懸命、全国の現場を建てきました。
設備屋さんから、大工さんなりたいと言われ!大工さんの道を作ってあげたら!
大工職人は、大東建託にはいらないと言われ!
職人をつれて辞めました。
お金の、問題ですよね、話を、すり替えたり、現実を、見ないのは、将来が、ありませんね。お金ですよ。お金。
ほんまに現場作業わからんヤツがこんなくだらん機械作るんやろね。
こんな開発費あるなら日当上げろよ大東建託さん。
色々沢山言いたい事ありますが
人員不足の解消とか品質の一定化の為に造った機械なら前向きだけど…
俺はボードビス打つの別に好きじゃないから良いじゃない。
その代わりデベが責任もってボードビスを機械でやるなら
自分は専門技術を極められるし
でも機械が打ったボードの手直しを頼まれたら怒っちゃうけど。
大東建託は知らないけど、正当な金額を払う会社も多い。
良い車乗ってる職人も見るし元請けから末端の職人までの賃金格差(ピンハネ)も実際は有るでしょ!
もちろん安い単価の会社も有るけど
そんな会社の新入社員もどーせろくな給料もらって無いでしょ。
人員不足は解消したい。
若いの入れたい。
職人にはピークがなくてダラダラ40年くらい第一線で仕事出来ちゃうから他の職種と給料形態も比べられない。
各自の会社の在り方が問題。
新時代の幕開けですね。
職人の減少は時代のせいです。
みなさんおっしゃるように頑固な親方、根性のない若者がほとんどですがそういう時代です。
職人の賃金を上げるくらいなら機械をグレードアップに時間もお金も使うべきでしょう。
施主からすれば誰が作ったかではなく作られたものがどうかなのです。
機械がボードを運んでビスまで打つならほしいけど
「ビスは機械が打つからお前ら運んどけ」
ってなる現場が想像できる
最悪「ロボット入れてやるからボード運びはサービス業や」
って社長が現れそう…嫌だなぁ…