現場監督には、現場で戦える人間と戦えない人間がいる

施工の神様

今泉さん
でも、これって年齢とか勤続年数が解決してくれるものなんですよ。よく「職人さんに強く言えない、自分は現場監督に向いてないんじゃないか」って悩む若い子がいますが、言わなきゃいけないと分かっているなら大丈夫です。絶対に言えるようになるので。
それよりも、現場って常にトラブルがあるから、それにどう対応できるかのほうが大事だと思います。考え込んでまったく動けなくなってしまう人もいますからね。
現場の状況に応じて、すぐに判断して、決断できるかどうか。この能力は何十年と経験を積んだからといって身につくものではないと思います。

施工の神様

斉藤さん
今泉さんの話にも出ましたが、大事なのは知識よりも、その場その場での対応力、行動力だと思います。機転が利いて、応用ができる人が優秀な現場監督ですね。
そういう意味では、頭がいい人よりも、口が達者な人のほうが向いている。本に書いてあることをいかに完璧に覚えているかではなく、その内容を自分なりに消化して、言葉で表現できる人のほうが現場に必要とされる人材です。
昔、社長が「大学で建築について学んでいなくても、現場監督はできる」と話していたのですが、私もその通りだと思います。

齋藤さん

今泉さん

齋藤さん

今泉さん
だから、ボクは「強く言えないなら、言わなくていいようにしておけばいいや」って気持ちを切り替えましたね。事前準備から完璧にこなして、現場での余計なやり取りを減らすことを心がけていました。
齋藤くんは賢いからウマくできると思います。
中小企業の現場監督は、どこへ行っても通用する

施工の神様

齋藤さん
でも、ウチの会社は最初から最後まで現場に携われます。建てるのが好き、仕事にこだわれる人はかなり向いているんじゃないかなと思います。

今泉さん
中小企業の現場監督って貴重なんですよ。オールマイティにこなさなきゃいけないから、一人で何でもできる。とくに、ウチは若手のうちから大きな現場を経験できます。
ボクが経営者だったら、一人現場をバリバリやってるような現場監督は絶対に欲しいもん。

斉藤さん

今泉さん
でも、中小企業だと「コイツに現場1個任せよう」ってレベルになれる。そうすれば、どこへ行っても通用しますから。中小企業の力って、イコール現場監督の力だと思います。

施工の神様

斉藤さん
会社の規模が大きくなるにつれ、さらに次の高い目標に向けて仕事をしていく。一人の現場監督として、こんなにやりがいを感じられる仕事はありませんよ。
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僕は戦えません!
その決断も大事である
私が就職活動した時は50人位の会社でしたので、100人越えたとは、びっくりしてます。勤めている会社は、入った時より8割に減っています。現場で、ipad使う会社多いですね。
めちゃくちゃ優しい先輩
こういう若い人の悩みを共感できる人が上司だったら若い人も辞めなくなるだろう
120人で120億の売り上げ、一人一億を売り上げて給料はどのようなものなのだろうか。