ビッグプロジェクトが相次ぐ大阪市
駅チカに約8haの「みどり」を創出する再開発プロジェクト「うめきた」。大阪港に浮かぶ人工島夢洲で開催される「大阪・関西万博(EXPO2025)」。その夢洲に誘致予定の「IR(統合型リゾート)」――。大阪市内では近年、ビッグプロジェクトが相次いている。
これらに伴い、鉄道や都市高速などの様々なインフラ整備計画も進んでおり、土木技術者にとって、やりがいある環境が整っているように思われる。
その一方で、「大阪都構想」なるものが再び現実味を帯びてきている。都構想が実現すれば、大阪市役所はなくなり、市の職員、市のインフラもなくなる。いろいろな意味で激動にある中、大阪市役所の職員はどういう思いで働いているのだろうか。
ということで、大阪市建設局の女性土木職3名にいろいろ話を聞いてきた。
- 上林(うえばやし) 恭子さん(大阪市建設局公園緑化部調整課企画運営担当課長)
- 前川 波奈江さん(大阪市建設局下水道部調整課事業計画担当係長)
- 岩本 望さん(大阪市建設局道路部街路課)