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“激動の大阪市役所”は、土木技術者にとって”アリ”な職場か?

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公開日:2020.04.22 / 最終更新日:2022.08.16
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土木は「チームビルディング」なのが魅力

大石(施工の神様ライター)

まずは自己紹介を。

上林さん

私は1993年に入庁し、昨年勤続25年の表彰を受けました。以前はお休みをいただけたのですが、今はとくに特典がないので、残念な思いをしました(笑)。

道路畑が一番長く、入庁から13年ほどいました。河川、都市計画道路、区役所、下水道を経験した後、公園にきました。バラエティに富んだカタチで仕事をしてきました。区役所以外はずっと建設局にいます。

上林 恭子さん(大阪市建設局公園緑化部調整課企画運営担当課長)

前川さん

私は2005年入庁です。基本的に下水道畑で仕事をしてきました。下水道の設計、技術開発などをやってきて、今は事業計画を担当しています。

前川 波奈江さん(大阪市建設局下水道部調整課事業計画担当係長)

岩本さん

2019年に入庁しました。都市計画道路に関わる仕事をしています。

岩本 望さん(大阪市建設局道路部街路課)

大石(施工の神様ライター)

土木との出会いは?

上林さん

もともとものづくりをしたかったので、「大学は工学部に行きたい」と思っていました。建築が第一希望でしたが、合格したのは土木でした。40名ほどの土木のクラスに女子は私だけでしたが、学生生活は楽しかったです。河海工学研究室というところで、水系の研究をしていました。

最初は建築志望でしたが、土木はチームビルディングなので、土木のほうが私の性分に合っていました。結果的に土木を学んで良かったと思っています。

前川さん

「建築はカッコ良いな」というイメージがあったので、大阪大学を受験するときに、地球総合というグループを選びました。入学後、建築の勉強として、図面を手書きする授業があったのですが、これが非常に難しかったんです。

「私にはセンスがないので、建築は厳しそうだ」と思ったので、2年生になるときに、土木コースを選びました。鉄道や高速道路の仕事に興味があったからです。研究室は交通工学でした。

岩本さん

防災減災に関することを勉強したくて、神戸大学の市民工学科に進学しました。ただ、研究室は、橋梁の研究室で耐震の研究などをやっていました。

院試の練習で市役所を受験

大石(施工の神様ライター)

大阪市役所を選んだ理由は?

上林さん

まず、大阪市生まれの大阪市育ちだったので、大阪市内で働きたいというのがありました。「子どもを産んでも、ずっと仕事を続けたい」という思いもあったので、公務員を志望しました。大阪市役所は、転勤があっても自宅から通えるだろうというのもありましたね。大学の先輩に大阪市役所に入った方々も多かったのもありましたね。

ゼネコンは転勤があるので、まったく考えませんでした。コンサルも、出産したら仕事を続けるのが厳しいと聞いていたので、やはり公務員、大阪市役所しかないという感じでしたね。大阪市役所の土木職は、私が最初でした。

前川さん

大学4年生のとき、鉄道会社に就職するには修士号ぐらいは必要だろうと思って、大学院に行こうと思っていました。でも、将来的に公務員試験を受けることもあるかもと思い、練習として、院試だけでなく大阪市役所の試験も受けたんですが、大阪市役所に受かったので、「じゃあ就職しようか」ということで入ったんです。「先生、すいません」みたいな感じになりました(笑)。

大石(施工の神様ライター)

大阪市役所に入ったのはたまたまですか?

前川さん

そうですね(笑)。もし大学院に行っていたら、大阪市役所には入ってなかったでしょうね。2年後は市役所の採用ゼロでしたから。

岩本さん

私は体力がある方ではないので、休みが取りやすいということで、大阪市役所を志望しました。自宅が大阪なので、自宅から通える職場が良いなというのもありました。

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この記事を書いた人

四国の犬
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基本的には従順ですが、たまに噛みつきます。
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