おいしい副業!? 「試験補助員」ってナニ?
私たち、電気保安業界では常に人手不足状態なのですが、なにか資格がないといけないわけではありません。無資格で試験の補助員(主に年次点検(停電を伴った試験や点検)の際に、主任技術者の代わりに試験等をする人たち)として活躍している人もいます。
そういう方に、たまたまインタビューすることができました。興味のある方は、ぜひ私たちの業界に足を踏み入れてみてください。
今回お話が聞けたのは、20代後半のGくん。普段から保安業界に関わる仕事をしていて、週末や祝日、平日の夜間などに試験補助員として働いています。若さと体力でカバーしている、かなりのやり手です。
必要な知識を学びつつ、お金も稼ぐ
――まずは、この仕事との出会いは?
Gくん 高校を卒業して就職したのが電気保安法人でした。営業をしていたため、仕事を紹介する際に出会った方々から「少し手伝ってくれないか」と声をかけられたのが最初です。
将来はやっぱり保安業務従事者になりたいと思っていたので、必要な知識を学びつつ副業でお金を稼ぐ、まさに一石二鳥でした。
――この業界は高年齢層の方ばかりだから、若いだけで可愛がられる傾向があるよね。
Gくん それもあって、可愛がられてよく呼ばれましたけど、その呼ばれた回数の数だけ最初の頃はよく怒られましたよ(笑)。
――私も、最初の頃はよくお世話になりました(笑)。でも、年次点検で試験機をいじっているとわかるけど、ルーチンだよね。
Gくん そう、それです!だから、一度覚えてしまえばあとは同じことの繰り返し。メーカーによって多少は違いがあるにせよ、覚えてしまえばなんてことはないです。