建設業の魅力を伝える急所は「家」である
建設業では人手不足が叫ばれている。しかし、よくよく考えてみると、人口減少の中でどの業種でも人手不足は叫ばれており、いわば業種ごとで、限られた若者を取り合う戦争をしているようなものである。そんな中、建設業が「家」を独占的に持っているのは強力な武器である。
子どもが置かれた世界は非常に狭いが、狭い世界の中心には、あらゆる工種が詰まった「家」がある。むしろその狭さを活用したいところである。特に、仕事内容を日頃ベールに包んでいるのであるから、なおさら積極的に活用していきたい。
もちろん、自身の仕事が「家」とはかけ離れているという方もいらっしゃるだろう。その場合であっても、ほんの少しでも家とのつながりを明示することで、子どもたちはぐっと身近な話題として受け止めてくれると思う。例えば、ダムの話をするとしたら、家の基礎にはコンクリートが使われることを説明した後に、同じくコンクリートを使ってダムを作っていることを説明する。大きなビルを建てる話であれば、戸建住宅と同じところ、違うところを挙げながら説明する、などがパッと思いつく。
・・・ここまでの「まず家から始めよう」が、私のこれまでの3年間の学びであり、4年目もさらに磨きを掛けていきたいと思っています。失敗を経てというのが若干恥ずかしいものの、これから学生向けに業界説明する採用担当の方や私同様に職業教育の講師をなさる方へのヒントとなれば幸いと思い記事にまとめました。お読みくださりありがとうございました。
家もあるけど、建設業はそれだけじゃない!道路もあるよ、災害対策もあるよ!
これやりがちだよね
社会の役に立ってるアピールしたがるけど、大人相手ならまだしも子ども相手だと途端に遠い話になっちゃう
もちろんその教育も大事だけど、まずは家についてしっかり知ってもらうってのは間違いないと思う
「建設業は3Kだから人気が無い」などと言われることがあるが、実際には3Kというイメージさえ持っていない。
まさにそうです。土木技術者自身が土木をディスるのはもう聞き飽きましたね。
実務者です、自分の子供身内にはさせないな
底辺の土方 綺麗事は無い