足場から落下を疑似体験
最近の安全訓練は3Dです(笑)。
うちの若い子が3D VRゴーグルをして、足場から落下しました!もちろんバーチャルリアリティーなので、仮想空間上での話です(笑)。
おお、おお!って言いながら落下。このような体験って実際できないので、VRで体験できるって非常に有効だと思います。
最近よく国交省などの比較的大きめな現場だと、VRなどを導入して事故防止に一役買っています。
この疑似体験とかが非常に効果的なようで、最近ではVRとセンサーを使って、遠くにあるモノを触ったりする感覚までも、再現したりできるようになっています。
そういった先端テクノロジーを駆使して、少しでも危険を体験できることが大事ですよね。
日常では安全行動でも、工事現場においては不安全
我々は、思いもしない危険を経験することは先ずできません。経験した場合、トンデモナイコトになっている可能性のほうが高いですから。
それを擬似的に体験することで、不安全行動をなくせれば良いわけです。一度体験しているわけですから、脳が危ない!って思えればそれで良いわけで、自分だけは大丈夫という正常性バイアスを外せれば効果ありです。
ほとんどの事故は、不安全行動から来ています。我々は、不安全行動を意外と気づかないうちに行っているんです。
なぜかというと、日常では安全行動でも、工事現場においては不安全になるからです。工事現場では、普段通りは不安全になるので、気持ちの切替と行動の切替を行う必要があります。
私たちみたいに、この業界が長いと常に安全靴履いてますし、無駄に危ないことは行いません(笑)。そういう人多いと思います(笑)。
それを意識づけるのにVRは有効ですね。普段から言っている、意識すること!これに拍車をかけるために、今後もVRにもっと活躍して欲しいですね。VRで意識と行動の切替をできるようにしていきましょう。
こういったVRのコンテンツは、「VR 危険体験」などで調べるといくらでも出てきます!VRの没入感は凄いのでオススメですよ?(イロイロ使えるかと…)
※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。