こんな建築士なんていらね~
『現場は動いてみなければわからない』とはよく言うものの、設計の段階でわかるものは事前に解決しておいてほしいというのが監理担当者の本音です。
現場を知らない建築士が引いた設計など、絵に描いた餅。個人的に言いたいのは、「設計したら自分で監理したら?」ということ。
現場での不具合を監理担当者が写真や電話で伝えても、設計担当からしてみたら終わった仕事と思っている節があり、反省の素振りもなし。そして、また同じ失敗を繰り返す。でも、事件は現場で起きているから設計者は当事者意識もなし。
こんな建築士なんていらね~と、私個人は思うわけです。
刑事ドラマなんかでもよく言うじゃないですか。「現場百遍、全ては現場が教えてくれる」と。
ロクな設計が出来ない私ですが、監理者のカウンターパートである施工者たちも生活がかかっているわけです。当然、私は寄り添っていかざるを得ませんし、寄り添ってよりよい方向に持っていくのが仕事だと信じています。
現場はみんなで造り上げるものです。
現場から目を背けている設計者の方!!(全員ではないです)
平気で、「ミリ単位の仕事をしている」とか「図面上の納まりは完璧」とか机上で言わんといてくださいね。
ミリ単位の仕事をしているのは現場の皆様です!!
現場では施工誤差も当然ありますが、そこを納めるのが現場の仕事です。確かに、設計するには細かい作業が必要なのは理解しているつもりです。
でも、職人さんがいなければ形にならない。設計者は、施工する側の気持ちも考える必要があります。
とりあえず現場に来てください。見てください、感じてください、触れてください。現場に来て、みんなで汗をかけば、得るものは絶対にありますよ。
見方によって意見はあれど、これは事実だと感じる。
本当に無責任だなと感じる事が多いし、それを通している役所も、役所の中で指摘しないのも大きく問題。
こういう記事おもしろい
鉄筋数量の拾いって施工者側でもやるでしょ?設計者が発注する訳じゃ無いんだから施工者が確認して数量間違ってるならそれを設計者、発注者に申し入れて費用増額するように調整したらいいだけの話が何で施工者負担になるという結果なのか。設計者も悪いが施工業者も悪い。
質の悪い施工業者は拾いもできないですよ。
行政の参考内訳書を鵜呑みにして、下請けに丸投げ。
平気で「拾いなんかできない」って言ってくる業者もいますよ。
費用増額の調整をした結果もらえなかったのが、なぜ施工者の責任(悪い)になるんですか寝。被ってあげてる時点で感謝でしょう。
おっしゃるとおり、設計監理同一同一人物にすればよいだけじゃないですか。
そうでなければ、請けなければ良い。
設計が数量拾いまでやってたら他の設計に時間割けない。積算できる人に頼むべき。
これとはあまり関係ないが、最近意匠図と構造図がかけ離れていることが多い。
構造屋さんももうちょっと納まり考えて描いてくれよな!
きっと一発出してハイ¥〇〇、あとは知らない!てな感じなんだろう。
同意です。
構造屋さんも意匠図と不整合な図面が多すぎ!!
机上の空論的な適判おろすためだけの構造図面などいらないですよ。
全くもってその通りだと思います。
設計と現場で温度感があると、高確率でトラブルが発生します。
そしてそのトラブルは時に施行の不具合だけでなく、予想外のアクシデントを引き起こします。
それを現場で即座にアドリブで対応しようとすると、必ず危険な作業が発生します。
労災の発生源です。最悪です。
私は装置メーカーに勤めていますが、設計者は現場の目線、顧客の目線を持つべきですね。
ジャンルは違えど、本質的なところは同じだと思います。
現場の声を拾い上げる秀逸な記事です。