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「現場の雰囲気が良すぎ!」北陸出身だったら、村中建設に入社してたかも

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『施工の神様』編集部
公開日:2017.04.10 / 最終更新日:2017.10.20
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「現場の雰囲気が良すぎ!」北陸出身だったら、村中建設に入社してたかも
目次
  1. 福井県から全国へ拡大する「村中建設の採用」動向
  2. 村中建設の就職説明会 兼 現場見学会
  3. 村中建設の高級マンション新築現場を見学
  4. 村中建設の施工管理職のホープも登場
  5. 村中建設の社員は「一緒に働きたい!」と思わせる

福井県から全国へ拡大する「村中建設の採用」動向

こんにちは、近藤です。

今、世の中は「就活シーズン」真っ只中です。

建設業界は官民を挙げて若手入職策を講じていますが、ゼネコン各社は新入社員を採用するために、自社の魅力をどのようにアピールしているのでしょうか?

早速、福井県に本社を置く総合建設会社・村中建設株式会社の就職説明会 兼 現場見学会を取材してきました。

村中建設は、建築物の設計・施工・アフターサービスを一気通貫に行うゼネコンとして評判が良く、最近は高級マンションやスーパーマーケットの新築工事を主軸に、東京・大阪・名古屋へと福井県外にも活躍の場を拡大しています。

今後もさらなる企業成長が予想できるため、若手の人材採用に積極的です。自社でオシャレなリクルート専用ページも作成し、Web広告も運用。施工管理職、営業職、事務職の3職種で新卒業生を募集し、中途採用枠では1級建築施工管理技士や1級建築士など、建築工事における施工管理業務・設計業務の経験者を募っています。

村中建設の就職説明会 兼 現場見学会

村中建設の就職説明会兼現場見学会は3月31日に開催。東京支店にて、建設業や施工管理業務、村中建設の企業風土などをレクチャーした後、現場見学会が行われました。

現場見学の会場は、東京都内の高級マンション新築工事の現場。

まず現場事務所にて、作業所長の中山隆さんと営業担当の花井淳一さんが、工程表をもとに作業所の現況を参加学生に説明しました。

作業所の状況を説明する作業所長・中山隆さん(左奥)と、営業担当・花井淳一さん(左手前)

建設中のマンションは12階建てのRC造で、見学会当日の現場進捗状況は約40%。およそ20名の建設技術者・技能者が稼働し、8階立ち上がり躯体工事や型枠工事、電気設備工事、内装工事を進めているそうです。

中山所長は、高身長で笑顔が素敵な1級建設施工管理技士。これまでに20棟近くのマンション新築工事を担当してきたそうです。

「この建設現場で最も注意しなければならないのは近隣対応。マンションの三方を飲食店、コインパーキング、住宅に囲まれています。路地を挟んだすぐ向かい側でも、他社がマンション新築工事を進めており、住民感情を十分にケアする必要があります。飲食店に対しては営業妨害にならないように騒音や衛生面などに注意が必要。コインパーキングは自動車が出入りが激しく、しかも高級車がよく駐車するので部材でも落としたら大問題になります。また隣接してる住宅は新築なので、傷つけたり汚したりしないように万全の注意が必要です」(中山所長)

一方、営業担当の花井さんは「村中建設では営業担当者も、建設現場の近隣対応に協力しています」と説明。

「近隣トラブルだけでなく、現場作業員が事故を起こしても工事はストップしてしまいます。よく“安全第一”と言いますが、事故が起きれば、工事をいったん止めなければならず、クライアントへのマンションの納期が遅れてしまいます。そうすると、次の工事の受注にも影響が及びます。そういった意味でも、安全第一は本当に重要です」(花井さん)

村中建設の高級マンション新築現場を見学

現場概要と注意事項をレクチャーされた後、現場事務所から徒歩2~3分の現場へ向かいました。

村中建設が施工中のマンション新築現場

現場では設備屋さんが忙しそうに働いています。各階の進捗状況が異なる現場を回りながら、どのような手順で工事が進められているかを中山所長と花井さんが丁寧に説明。

ときどき中山所長と花井さんは、お互いに冗談を言い合うのですが、その気さくな間柄に、村中建設の居心地の良さ、社員同士の睦まじさを感じました。

たとえば花井さんが「中山所長は自分でマンションを建設すると、施工管理の記念として何千万円もする自分の部屋を購入しているので、もう20部屋ぐらい持っています(笑)」と言えば、「そんなお金はないので、自分の実績として写真を眺めています(笑)」と中山所長が応える、といったふう。

工事の進捗状況を説明する中山所長と花井さん

最初は緊張していた参加学生も、徐々に打ち解け、現場で不思議に思ったことを積極的に質問をするようになっていました。

実際に現場見学会にしたK大学のNくんは、「建設中のマンション内部に入ったのは初めてです。貴重な体験ができて良かった」と感想を述べていました。

なんとNくんは、村中建設が本社を構える福井県の出身。「福井に本社がある会社に入社し、若いうちは東京で働きたい」という希望があるそうです。

私の初歩的な質問にも丁寧に答えてくれる優しい中山所長

村中建設の施工管理職のホープも登場

現場見学の後、事務所に戻ると花井さんが、仕事中の田中涼介さんを紹介。田中さんは入社2年目の施工管理職で、最近、福井県の本社から東京支店建築グループに異動してきたそうです。

田中さんは施工管理職のホープで、村中建設のパンフレットでは、見開きトップページに田中さんの写真が起用されています。

村中建設のパンフレット見開きを飾る施工管理職の田中涼介さん(左上)

花井さんと田中さんは、とても仲良し。営業職と施工管理職の違い、年齢差はあっても、営業は現場での人間関係を温める役割も担っていると言います。

この日はちょうど「プレミアムフライデー」でしたが、中山所長は来月のプレミアムフライデーには、仕事を早く切り上げて現場の親睦を深める計画を検討中とのこと。

村中建設の社員は「一緒に働きたい!」と思わせる

村中建設の就職説明会 兼 現場見学会は、過度のアピールを一切せず、等身大の和気あいあいとした職場の雰囲気を学生たちに伝えていました。

最近は人材採用を急ぐあまり企業PRに必要以上に注力したり、実態とは異なる良い面ばかり誇張する企業も目立ちますが、ありのままの現場を公開し、まったく飾らない村中建設の姿勢に大きな感銘を受けました。素直に、私もこのような人たちと「一緒に働きたい!」と思いました。

「信頼と誇りの企業品質。」をスローガンに掲げる村中建設は、お客様へ「ご満足」を、お客様から「信頼」を、建築物・サービスに「誇り」を、という3つの使命を抱いています。品質に自信があるからこそ、ありのままを伝えることができます。

そして村中建設が成長しているもう一つの原動力は、「一緒に働きたい!」と思わせる現場の一人ひとりの人柄にあるかもしれません。

人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!

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建設業では、しばらくの間、現場の「生の声」が置き去りにされてきました。
長らく3Kと呼ばれてきた建設業は今、国土交通省主導による働き方改革やi-Construction、若手人材の確保育成、資格制度の見直し、地域防災の観点などから、大きな変革期を迎えています。
施工の神様は、施工に関する技術やノウハウ、体験の共有・伝承・蓄積という側面に加え、実際に建設現場で働く建設技術者・技能者の生の声を、建設業界および世間一般に伝えるという役割も積極的に担ってまいります。

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