1人で複数の現場管理をしないと回らない
一昔前の話では、1人の現場監督が、複数の現場を同時管理することも珍しくなかったそうだ。
しかし、現在は、働き方改革などにより3Kの撤廃を多くの企業が推奨する中で、労働条件を悪化させる選択肢を取ることは考えにくい。企業からしても、貴重な人材を辞めさせてしまっては元も子もない。
だが、最終的な判断として、会社としては利益を生み出し続ける必要があるため、工事を受注した場合、建設業法の許す限り、現場代理人を兼任させることになるのではないかと思う。
さらに、下請けに余力がある場合、管理業務も手伝ってもらおうという発想になると思うが、結局それは丸投げ同然の状況になることが目に見えている。
同時に複数の現場を回すというのは相当なハードワークになるため、現場での測量業務や簡易的な図面作成、長張の設置業務など、下請けが担う業務幅が増えていくことも予想される。
実際に地方の下請業者では、「そういった基本的な管理業務ができなければ今どき仕事は来ない」と言っている会社も多いそうだ。コネや人脈だけで仕事をもらえる時代は終わりつつあるらしい。
今の”当たり前”は徐々に通用しなくなる
元請けの業務がパンクしそうになったら下請けが、下請けの業務がパンクしそうになったら孫請けが、結局はその現場全体でカバーしていくしか打開策はない。
現場監督が現場事務所にいて、逐一現場で高さを見てくれるといった、今の当たり前は徐々に通用しなくなる。人手不足をカバーするため、元請け会社はより優秀な下請け業者を求め出すだろう。
自分たちで軽い測量ならば行ってしまう、図面を渡しておけば、自分たちでそれなりに施工を完了してしまう、長張を自分たちで設置してしまう。そんな下請けが存在したらどうだろうか?
一見、「それ現場監督の仕事では?」と思われる業務を今よりも積極的に行いつつ、下請け会社自体の管理能力も上げていかなければ、建設業界全体で工事が回らなくなる状況に陥る可能性も考えられる。
ここに書いたことはあくまでも私の見解だが、決して絵空事ではない。私の身近なところでは、下請けが積極的に現場での管理を学び、実践し、スキルアップしようとしている会社も出てきている。
現場監督の指示待ち業者だと、今後非常に厳しい時代が来ることは目に見えている。建設業界の人手不足をカバーするためにも、一人一人のスキルアップが求められているのだ。
書かれている通りです。
元請けの人材不足を下請けに押し付けているだけのことで何も解決しません。元請けの現場管理者も経験不足な人が多いです。この業界の先が思いやられます‼️
元請である為、資格者を雇用して名義だけの配置技術者としてる現場をよく見ます!
一応はセーフなんだろうけどね、なんだかなぁ!
そもそは、居るだけなのか、仕事してるのか、外部からは分からんよね!
地方の中小企業です。
年度当初はなんでも受けますが、11月以降は働き手もいないので、指名案件は辞退、公募案件はスルーしています。
社会保険加入義務のない後期高齢者の名義を借りて落札しまくって
どんどん丸投げして行き詰まった会社を知っている。戦前生まれの監督多数そろえて昭和9年生まれの監督が竣工検査に立ち会うとかあり得ない。
箱根町の業者は、全てそうですよ。知らない振りをしている役所にも問題が有りますよ。
まあ全否定はしないけど、
昨今住民対応や他機関調整、モンスタークレーマー対応などとても元請け一人ではできなくなっている現状を無視しないでほしい。
増やせばいいじゃないかと言われるが、大型現場でも無い限りは、人はいない上に経費も安く、そこへ専任ときたら物理的に困難。
元請けは設計修正などもあるんですよ?
法律で残業するなと言われれば日中の現場管理を一部依頼せざる負えなくなるのは必然です。
押し付けられているだけで元請けは何もしていないという考えなら、下請けやめて元請けとして食っていけばいいでしょう。
ん~記事を読んでて「どこが丸投げ?」建築で最近の土工事業者さんは丁張かけてレベルみて光波みて位置出ししてローディングレーザーで高さ出すなんてどの業者もしますよ。私たちは管理業務なので作業が円滑に進捗するように、間違えないように確認等をタイミングよくしていく。元請に丁張の設置義務があるのは初めて聞いた。
現場監督の業務には「現場作業」ってのは義務あるのかな?毎日の作業前点検ちゃんとやっているか?作業員の体調大丈夫か?から始まって、土留や支保工、足場の安全点検しながら作業方法に間違いがないか?手戻りはないか?工程の進捗との比較をする。が現場での業務?墨出しも時間が無ければ業者外注だし、誰が作業しようと最終確認は元請の責任なのでチョット主旨が伝わらないです。
色んな会社ありますよね。主のような施工形態も珍しくはないと思いますよ。丁張、写真は下請けの仕事ではないと思うのも分かります。
要は下請けに管理費を払ってるかどうかではないでしょうか?
上にあるように丁張等は管理費含めて契約してるかどうかでしょう
写真だって決めておかないと元受けが全部とることになりますよ
下請けさんは契約でやらなくていい仕事やるわけがないですから
うちの会社は元請けも下請けもやりますが、大事な丁張や墨(ピア本体のものだったり 位置が出てる側溝とかは含まれません)の場合はどちらの立場でも元請けです ここでミスがあっても元請け責任なので
人いなさすぎて営業マンが現場にいって指示だけ出してあとよろしくでなんとか凌いでるけど、他の会社もそんなもんなんだろうか
入札が流れて予算消化出来ずに次年度の予算削られて仕事が減り…どんどん悪い方に向かってる気がします。
下請け側に受注する能力や、積算のノウハウがない場合もあるのだからケースバイケースではないのでしょうか。
また、下請け側がそれで管理側の仕事に触れることによって今後自分達で受注できるようになれば会社としては発展する事もあるのでは?
元請けが手取り足取り教えてくれるわけではないですがわからない所や、だめなところは直さないと仕事として収まらないわけですし。
そもそもこの記事ではどの程度の範囲の事を指しているのか不明瞭なので的外れかもしれませんけど。
社会全体的に企画側や発注側のクリエイティビティが向上してる中で、それを請ける側のスキルも当然上がっていかないと生き残れないと思います。
そして下請け構造という概念がその習慣を産んでいると私は仮説を立てているので、構造は変わらないにしろ、お互いがフラットな関係になって、下請けという言葉ではなく、コントラクターという呼び方に変えることから始めるといいかなと思います。
震災時には仕事案件が多すぎて、下請けしてた正規業者は殆ど元請けでも食えるようになった!すると、丸投げしてた業者の仕事は誰もやらなくなったので、たけのこの様にみしこく無資格非正規業者が増えました!
いろいろ原因があるかと。予算削減、人員減少、技術不足…。これは下請含む受注者のみならず発注者にもあります。ムリムダムラの声により建設投資の減少、バブル崩壊時期の新規採用減少による中堅世代の皆無と技術継承の皆無、それを補うために経験知識不足な人材の登用など、かと。そのおかげで従来のピラミッド型管理体制ではなく元請不在のグループ型(各業種が発注者と個別で契約)が発生し管理責任皆無の業態が出来ている。
仕事が進まない、押し付けはあるかもしれないけど一番困るのは顧客じゃないかな。お金貰っている以上責務はあるし、割が合わないなら金額交渉かと。
この人、土木屋だね。図面だの丁張なんかを大卒で専門的な教育受けてるゼネコンの監督がやる事だって認識してる事がいかにも頭が古い。
図面見て高さ出して、写真取るくらいは下請でやるのは当たり前でしょ。それを監理するのが元請けの監理者なんだよ。元請けの監督として、私はそうしてます。それを丸投げとか言うのは間違い。
土木屋も小規模以外は普通そうですよ。
上にもありましたが契約内容に入ってるかどうかでしょう
写真丁張は下請けやるのが当たり前ではないですよ それが下請けの仕事に含まれていてそれに対する報酬(お金)を払うかどうかですよ
発注者から請けて変更契約もしていない(する予定もない)のに追加工事しないでしょう
やるやらないは別としてみんな色々できるに越したことはないんだから、喧嘩せず勉強していきましょうよ~
間違いなく就業者減少したら個々の負担は大きくなるんですからね。
ただ、件名看板付けろ・お知らせビラ配布しろっていう元請けは流石に違うと個人的には思いますが!
人がいない~じゃなくて楽したいだけでしょ。
積極的に現場監督の仕事をすることはいいことだと思います。
ですが施主からしたら、なんで監督してないの?って思いますよ。
うちの方は、元締め中大手が仕事を手当たり次第とり大きくピンハネ。変更増でも認めない。更には二時製品は支給、骨材は自前にさせ書類はファイルの表紙に至るまで全て丸投げ。完成検査も。