担当者以外も含めた「修正チーム」を編成
私を含め設計業務を担当していた人たちは、すぐさま構造計算をやり直し、構造的な問題がないことを確認しました。
すでに現場では鉄筋が発注されており、加工もほぼ終わっている状況でしたが、現場に問い合わせたところ、たまたま現場に加工していない鉄筋が残っており、その鉄筋で対応可能という回答を得ました。
そして、急拵えの修正チームを結成。担当者だけだとパニックに陥りがちなので、業務に直接関わっていない人にも入ってもらいました。
徹夜で図面と数量計算書、構造計算書を修正し、翌朝、電車で発注者の事務所に趣き、修正した図面と数量計算書、構造計算書を提出しました。
その後、この現場がどうなったかと言うと、工事は順調に進み、事無きを得ました。
設計ミスからの迅速な対応も評価され、結果、発注者である国土交通省の国道事務所の所長から「優良業務表彰」を頂戴しました。
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“慌てず騒がず冷静に”が高評価のカギ
ミスがあると、人はどうしても慌てがちです。いくら頭では理解していても、やっぱり慌ててしまうのが人間です。
冷静に状況を見れなくなり、さらにミスを重ねてしまうという負のスパイラルになることもあります。
そのため、ミスが発生した場合には、担当者レベルだけではなく、関わっていない人にも入ってもらうことも重要です。この工事では、そのおかげで冷静な検討、スムーズな修正対応が可能となりました。
現場に悪影響が出ること、工程に遅れが出ることは発注者が嫌がることなので、工事がすでに発注されている場合は、現場とのコミュニケーションも重要です。
発注者の困りごとを解決するという意識が、設計業務だけではなく、工事においても高評価を受けるポイントです。
どんな時も、”慌てず騒がず冷静に”対応することを心掛けたいものです。
対応力、技術力はすごいですね。
ただ読んだ感じ瑕疵では無いと思うので、設計ミスではないし、まして徹夜して再設計した分はきちんと発注者から報酬をもらうべきと感じました。
まあくれないですけどね。
結局自腹を切ったかどうか、特殊や災害か等でしか加点にならない評定点には疑問だし、総合評価方式の入札もはっきり言って奴隷民間会社をつくるシステムにしか思えない。
すごいけどほんとか?
徹夜でとは?
今の時勢褒められるものでは無いが
でもね、鉄筋工事は下請け外注じゃないの?
施工増は下請けに負担かからなかったの?
表彰されるなら下請けじゃないのか?
下請けがミスしたら死ぬほど責められて、リカバリー出来ても当たり前。
何このファンタジー。