給料だけで派遣会社を決めるのは危険
わたしがこんなことまで考えるようになったのは、海外でそれなりに危険な目に遭ってきたからだ。
派遣会社で働いている方、もしくは働こうと思っている方は、まずはせめて口頭でもいいので、事故後の対応等について担当者と具体的に話をしてみることをお勧めする。そして、それを家族あてに残しておくとなお良い。
最後に、わたしには、海外のギリギリの緊張感の中で本音で付き合ってきた仲間と呼べる人たちが13人いる。その中の10人は今も海外の現場で働き、わたしを含む3人が日本にいるのだが、この13人のうち10人は現在、派遣社員として働いてる。彼らが所属している派遣会社に共通していることは、どこも案件の内容に精通し、実績がある、派遣社員の立場に立てる派遣会社であるということだ。
世の中には数えきれないほどの派遣会社が存在するし、一見すると魅力的な案件も多く掲載されている。
だが、これから派遣会社に登録するつもりの方、とくに海外で働きたいと思ってる方は、ただ給料だけで判断するのではなく、自身と家族を守るためにも、ぜひその派遣会社と担当者の質をしっかり見極める努力をしてほしい。
優れた警鐘だと思います。
昨今、ハードルが低くなったせいか若者が安易に海外で就労するケースが見られますが、よく考えなければいけませんね。