対 発注者編:③竣工間際になってお金が足らないと言う
工事費・お金は変更契約しないと変更できないので、もちろん簡単ではないですよね。
例えば、変更契約のときは、発注者・受注者双方が合意して契約更新をして、工事費や工期・工事内容を変更していきます。
でも、時々、変更契約したあと現場最後の1〜2週間ってタイミングで、協力業者さんから請求書がきて支払った累計金額を見たときに、お金が足らんことに気がついた!って現場監督さんがたまにいてます(;´Д`)
深堀りポイント
現場監督の職務として、最初に実行予算をつくって現場進捗を確認し、毎月の支払い累計や支払い残金を確認していくべきなんですが、たまにこれができない現場監督がいます!
そんな状況やのに何も考えず、それをサクッと発注者へ報告したら、それは嫌われます!
対 発注者編:④前任者には口頭でOKをもらっていたと言う
当たり前の話ですが、口頭だけの約束では設計変更はできません!
よくあるのが、年度またぎの工事(工期が3月31日をまたいでいる工事)ですね!発注者さんは3月31日で異動され、4月1日に新しい人が異動してくる感じです。
そして、4月以降、新任の発注者へポツリと「前任者の人には口頭で変更のOKもらっていたんですけどね〜」と主張する現場監督さんがいます!口頭で話しただけの内容では基本変更できません!
深堀りポイント
変更の対象にするのであれば、「協議」するか「指示」をもらうかは絶対です!
個人的な意見ですが、最悪、打合せの議事録をとっておいて、それを工事打合せ簿「報告」し、履歴を残しておきましょう♪そういう書類が残っていない状況で、口頭だけで話をすると嫌われます!
様々な立場の人と意思疎通をはかることは容易ではない
今回は、土木・現場監督が嫌われる行動10選【後編】の解説をしてきました。
工事現場は、職人・発注者・現場監督などイロイロな立場の人がいるので、良好に意思疎通をはかるのは簡単ではありません!はっきり言って難しいです(笑)。
でも、少し相手の立場に立ち、考えることで、コミュニケーションが良好になることも事実です!
土木・現場監督が嫌われる行動10選の内容を少しでも頭に入れてもらって、今日からの打合せ等に活用してみてください!
※この記事は、『ジョウ所長のblog』の記事を再編集したものです。
【必携!】土木・現場監督が嫌われる行動10選!【やったらNG!】 / YouTube(ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル)