施工の神様 powered by 施工管理求人ナビ
  • 施工の神様とは?
  • 記事掲載・取材をご希望の方へ
  • キャリアを考える
  • インタビュー
  • 失敗を生かす
  • 技術を知る
  • エトセトラ
  • 資格を取る
  • 建設用語

【首都高若手社員シリーズ第2弾】土木は社会に必要な学問なんだよ

  • インタビュー
  • キャリアを考える
四国の犬
公開日:2022.06.09 / 最終更新日:2022.08.16
  • シェア
  • Tweet
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 コメント
  • メールで共有
濱口 隼人さん(首都高速道路株式会社 更新・建設局日本橋工事事務所主任)

濱口 隼人さん(首都高速道路株式会社 更新・建設局日本橋工事事務所主任)

目次
  1. 首都高若手社員シリーズ第2弾【入社5年目 濱口さん】
  2. 社会にインパクトを与える仕事をしたい
  3. 最初の仕事には良い思い出しかない
  4. どこになにが埋まっているかわからないので、全然計画通りにいかない
  5. 「首都高の広報も以前と変わったな」

首都高若手社員シリーズ第2弾【入社5年目 濱口さん】

前回、首都高若手社員シリーズ第1弾を掲載したが、第2弾となる今回は、入社5年目で、現在は日本橋区間地下化事業に携わる濱口隼人さんだ。

社会にインパクトを与える仕事をしたい

濱口さん

――首都高に入社した理由は?

濱口さん 社会にとってインパクトのある仕事をしたいという思いがありました。それがあったので、大学では土木を学びました。就活では、道路とか鉄道といったインフラ系の仕事に関心を持っていました。私は東京生まれ東京育ちなので、地元で働きたいという思いもありました。そういったことを踏まえて、結果的に首都高を選んだという感じです。

――首都高で具体的にこの仕事をやりたいというのはあったのですか。

濱口さん そういうのはとくにありませんでした。今も同じで、これをやりたいと言うより、いろいろやってみたいというのがベースです。

――なぜ土木を学ぼうと思ったのですか。

濱口さん 先ほども言いましたが、社会に影響を与えるインパクトのあることを学びたいと思ったからです。高校生のころは、物理系を学ぶのかなとザックリ考えていたのですが、大学で土木という学門領域に辿り着いた感じです。土木には、構造力学や地盤工学といった、モノをつくる上でベースとなるハード系の知識を学ぶ授業だけではなく、意思決定論とか国土学といった、社会の大枠をつくるための知識・手法を学ぶソフト系の授業もあります。そういう授業もあることにひかれて、土木を学ぼうと思いました。

――土木のなにを学んだのですか?

濱口さん そういった授業から基礎的なことを学びつつ、学部4年から修士課程の3年間は、土質地盤系の研究室で、杭基礎の研究をしていました。

――土木を学ぶことに対する周りの反応はどうでした?

濱口さん 拒絶反応を示されるようなことはありませんでしたが、土木についてちょっと変なことを言われたときに、「土木は社会に必要な学問なんだよ」と言い返したことはありました(笑)。

最初の仕事には良い思い出しかない

――最初の仕事はどんなものでしたか?

濱口さん 神奈川建設局の調査環境課で、北西線、馬場出入口、高速大師橋の建設に関する調査系業務を担当しました。高速大師橋で言うと、河川での工事になるので、河川環境調査をやりました。馬場出入口は、首都高で初めてのETC専用の出入口だったので、どういうふうに広報するかとか、案内表示はどうするかといったことの検討などを行いました。あとは、供用を開始するにあたり、構造物の完了検査のとりまとめなんかもやりました。

――すんなり仕事に入れましたか。

濱口さん そうですね。周りの先輩方が優しかったので、わからないことは相談しながら、仕事を覚えていきました。失敗したとか、これは困ったと感じることもとくにありませんでした。良い思い出しかありません。強いて言えば、通勤時間が1時間半ほどかかったのが、ちょっとツラかったということはありましたけど(笑)。

“未経験歓迎”の施工管理求人を探す(PR)

次のページ以前と変わったな
12»
  • この記事をシェアする3
  • この記事をツイートする2
この記事のコメントを見る0
こちらも合わせてどうぞ!
【首都高若手社員シリーズ第1弾】「常に当たり前に車が通行できる」を守りたい
【首都高若手社員シリーズ第1弾】「常に当たり前に車が通行できる」を守りたい
首都高若手社員シリーズ第1弾【入社6年目 細井さん】 先日、首都高速道路株式会社の土木系若手(3年目~6年目)社員3名に取材する機会を得た。 この3名は、出身も入社年次も所属もバラバラだが、3名とも首都高のYouTube...
「”下請け”という言葉は使わない」 徳倉建設の現場代理人が語る、円滑な現場のつくり方
「”下請け”という言葉は使わない」 徳倉建設の現場代理人が語る、円滑な現場のつくり方
千住関屋町再構築工事の現場代理人にインタビュー 箱物行政も今は昔。 「公共工事もメンテナンスの時代」と世論を喚起されてますが、社会資本整備の計画は昨今の不景気でも乗数効果を期待されての証左。東京都なら発注の減少はないだろ...
BIMを活用したいけれど、どうすればいい? アウトソーシングや人材派遣で解決しよう
BIMを活用したいけれど、どうすればいい? アウトソーシングや人材派遣で解決しよう
※本記事は『建設ITワールド』の許諾を得て掲載しています。 「BIMを活用したいけれど、人材が見つからない」「どう始めたらいいの?」—そんな悩みを解決するのが、ウィルオブ・コンストラクション(本社:東京都新宿区)が提供す...

この記事を書いた人

四国の犬
この著者の他の記事を見る
基本的には従順ですが、たまに噛みつきます。
【首都高若手社員シリーズ第2弾】土木は社会に必要な学問なんだよ 【首都高若手社員シリーズ第2弾】土木は社会に必要な学問なんだよ

施工の神様をフォローして
最新情報をチェック!

  • フォローする5388

現場で使える最新情報をお届けします。

  • 施工の神様
  • インタビュー
  • 【首都高若手社員シリーズ第2弾】土木は社会に必要な学問なんだよ
  • 施工の神様
  • キャリアを考える
  • 【首都高若手社員シリーズ第2弾】土木は社会に必要な学問なんだよ

コメント(0)

コメントフォームへ

コメントする コメントをキャンセル


コメントガイドラインをお読みになった上で投稿してください。

email confirm*

post date*

あなたも施工の神様に記事を投稿してみませんか?
おすすめ記事
  • 【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞

    【髙松建設】「古来の技術と新たな発想を融合する」世界最古の企業”金剛組”再生でベスト・プロデュース賞を受賞

  • 点数稼ぎに走るのは「なんか違う」

    点数稼ぎに走るのは「なんか違う」

  • 「暗闇の先の光見て」コロナ禍の”希望のトンネル貫通写真”が心に響く

    「暗闇の先の光見て」コロナ禍の”希望のトンネル貫通写真”が心に響く

  • 「地元の人間の意地。ただ、それだけ」 家族を失ってもなお、愛する石巻の復興に命を懸けた現場監督

    「地元の人間の意地。ただ、それだけ」 家族を失ってもなお、愛する石巻の復興に命を懸けた現場監督

  • 建設業界をイヤになった主任技術者は”造園”へ急げ!

    建設業界をイヤになった主任技術者は”造園”へ急げ!

  • 人と機械はどう補完? これからの橋梁点検

    人と機械はどう補完? これからの橋梁点検

注目のコメント
  • 権力を振りかざす世間知らずの勘違い野郎どもは本当に消えていただきたいです。

    「○んでくれ」「くせーんだよ」 発注者からの脅迫・暴言集【実録】
  • 公務員なんて、甘ったれのわがまま人間の巣窟。特に、バブル世代にパワハラとかするのが多い気がする。

    「○んでくれ」「くせーんだよ」 発注者からの脅迫・暴言集【実録】
  • 34℃で湿度がどれくらいか判断出来ないが今日びの38℃超え猛暑に比べればまだまし。 皆が言う体調管理なんかで対応出来る範囲を超えている。 朝一番から警戒レベルMAXが普...

    最高気温36℃の”猛暑日”。舗装工事は中止すべきか?【熱中症対策】
  • 勝手に喫煙休憩するな→即飛び蹴り シュールなコントみたいだな

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 辞めていいんじゃねーか? 下請けの奴隷ならともかく、大手ゼネコンの現場監督ならやりたい奴いくらでもいるだろw

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 若くても無能なら要らない

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • そんな無能はやめた方が現場のためだよ

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 飛び蹴りは普通に罪にならないか?

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 休憩するなら水分取るだけで充分なのにねwタバコまで吸いに行き注意されると即飛び蹴りとはヤニ中毒は危険だな

    「暴力も必要かも」大手ゼネコンの若手現場監督に、飛び蹴りした鳶職人
  • 結局本人の申告によるものでしかないので、無理がありますよ。 すべての作業員さんにカメラつけて録画でもするならば別ですが。 公共工事にしろ民間工事にしろ、昔からすれ...

    「チェックシートで熱中症を防ごう!」 それができたら誰も苦労しない
  • 熱中症チェックシートは本当に不毛。 挙句の果てに、それを書いていても熱中症が発生したら「管理が甘かったからだ!」といってチェック項目を増やしたり、記入内容の真偽を...

    「チェックシートで熱中症を防ごう!」 それができたら誰も苦労しない
  • 建設業界のパワハラと言うよりは特定の会社の特定の上司のパワハラ。

    元自衛官が建設業界に転職したら、”パワハラの巣窟”でした
  • 返信した人の日本語もわかりません。 やり直し

    元自衛官が建設業界に転職したら、”パワハラの巣窟”でした
  • 建設業界って 何処に業界のパワハラをかいてるの? やり直し

    元自衛官が建設業界に転職したら、”パワハラの巣窟”でした
  • 所長が部下の人間性を否定するような現場がうまく回るはずがない。 現場は信頼関係で成り立っている。 現場の雰囲気は主に所長がつくりあげあてしまう。そのような管理職が...

    65歳以上と外国人は、全員”安全弱者”のヘルメットバンドをつけろ!? 納得できない話
  • この著者は神様とは思えないです まず、職人は工程を縮めたいんじゃなく無駄が嫌いなんです。それは管理者もだと思いますよ。 無駄=損害ですからね。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • スーパーゼネコンの監督とは仲良くなれないな。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • まったく現場の事を理解していない! もっと色んな事を経験して、勉強して下さい。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • 不仲は横柄で生意気ななゼネコンのセコカンが原因だと思いますけどね。 舐められない様な教育受けているので仕方ない所もありますが。 職人さんも見栄えよりも工数へらして...

    「不仲説」 現場監督と職人
  •  不仲なら発注しない、請負わない。 お互い仕事できなくなればいい。

    「不仲説」 現場監督と職人
  • キャリアを考える
  • インタビュー
  • 失敗を生かす
  • 技術を知る
  • エトセトラ
  • 資格を取る
  • 建設
    用語
【PR】施工管理技士の転職に特化した求人サイト
施工の神様ロゴ
  • 施工の神様とは?
  • 原稿募集
  • 取材ライター募集
  • 運営会社
  • PR・プレスリリース
  • プライバシーポリシー
  • 広告掲載について
  • お問い合わせ
Copyright © 2025 WILLOF CONSTRUCTION, Inc. All Rights Reserved  リンクフリー
施工の神様