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【阪神高速ドボジョシリーズ第1弾】実家から通えて、大きな仕事ができるのが阪神高速の魅力

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公開日:2022.07.21 / 最終更新日:2022.08.16
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ただ「やれ」では、モチベーションは上がらない

仕事中の越野さん(本人提供)

仕事中の越野さん(本人提供)

――思い出に残っている仕事はありますか?

越野さん 環状線南行きのリニューアル工事にあわせて、守口線の大規模修繕事業として床版取替え工事を行ったのですが、私もこの工事の設計に携わりました。阪神高速の本線では初めての床版取替え工事だったのですが、「おっきい工事に携われているなあ」と感じたものです。

――失敗したことはありますか?

越野さん 細かい失敗はしょっちゅうあります。

――今は仕事には慣れましたか?

越野さん まだまだ勉強中ですが、上司からは「最初に比べれば、説明もうまくなっている」と褒めていただきました。そのときは、「頑張ってきて良かったな」と思いました。今は後輩ができたので、そのコに教えながら、自分の仕事をしています。

――後輩に教える上で気をつけていることはありますか?

越野さん ただ「これ、やれ」と言うのではなくて、なんのためにやるのかを説明することを心がけています。自分自身がそうなのですが、目的がはっきりしないと、モチベーションも上がらないし、ツラいと思っているので。

いざとなったら、両親に助けてもらう

――次にやりたい仕事はありますか?

越野さん いずれは建設部門に行きたいです。ただ、次に行きたいかと言われると、まだちょっと早いかなという気がしています。仕事の仕方を含め、もう少し勉強してから、建設部門に行くのが良いのかなと思っています。

あと、現場にも興味があります。これまで設計図ばかりで、あまりモノを見ていないんです。やはり実際のモノを多く見ることは、得るものも多いと思うので、そういう意味で、現場に出たいという思いがあります。

――大きな現場をやりたいという思いはありますか?

越野さん それはあります。たとえば、現在建設中の神戸の長大橋の現場には、いつかは行きたいですね。更新の現場にも行ってみたいです。

――定年まで仕事を続けたいですか?

越野さん そうですね。仕事を辞めるつもりは一切ないです。今のところ結婚して子育てする予定はありませんが、将来的にそういうタイミングが来たとしても、仕事に復帰して、同じように働き続けたいと思っています。阪神高速には、仕事に復帰した女性の先輩が実際にいらっしゃるので、心強いと感じています。

――復帰後も、第一線で働きたい?

越野さん 難しいところです。ただ将来、もしそういう難しい状況になったときに、いろいろ助けてもらうため、親の近くに住んでいるわけです。自分たちだけではどうしようもないときは、親の力を借りたいな、と思っています。なので、両親には、いつまでも健康でいてほしいと思っています(笑)。

お堅いところはあるけど、いい会社やで

越野さん

――阪神高速で働く魅力はなんですか?

越野さん 同じ世代の社員同士の仲がスゴく良いところだと思います。組織の風通しの良さは、そこから来るのかなと思っています。先輩も優しい方が多く、キツいことを言われたこともありません。なので、自分も後輩には丁寧に教えようという気持ちになります。そういう企業風土が脈々と受け継がれています。自信を持って、「いい会社やで」と言いたいです。

――逆に、「ここはダメだよ」と思うことはありますか?

越野さん 古い体質と言うか、お堅い面があることです。たとえば、なにかと手続きが多いところです。もっとスピード感を持って物事を進められるよう、手続を省略できないものかな、と思うことがあります。ちょっとずつではありますが、改善しているところもあるので、この流れがもっと加速されれば良いなと思っているところです。

男性ばかりの職場は、むしろラク

――越野さんは「女性だろうが、男性だろうが、そんなの関係ない」みたいなノリの方ですか?

越野さん そうです(笑)。むしろ女性ばっかりの集まりは性格的に向いていないと感じています。自分の考えをガツンと言いたいタイプなので、そういう意味では、男性が多い今の職場は、私にとってはスゴくラクです(笑)。

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四国の犬
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基本的には従順ですが、たまに噛みつきます。
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